亡母の命日だった
突然の出来事だった
自分の誕生日の 23時頃 「 痛い 」 と一言で逝ってしまった
先生の話では 5分から10分位苦しんだかも知れない
呆気ない死に方だった
まして 自分の誕生日の終わる時間帯に死ぬなんて・・・
そして 同じ連休を今年過ごしている
土曜日は モールに行って母の好きなメーカーのケーキ買って
日曜日は 海人₍カイト₎とまったりして
月曜日は 車いすで近くの国立公園の秋桜見て・・・
3日間を濃密に過ごす予定でいた 何も出来なかった
海人は母が帰宅した事で嬉しくて
ドライアイスの中の母に 起きてくれと 顔を舐めまくっていた
母のベットの前に 数々の供物が並べて行く中
近所の人が作ってくれたケーキが並べらても クンクン嗅ぐだけで
食べててはいけない物と悟っているようだった
喪主も経験させてくれた
49日まで頑張ろう その間カイトも悟ったのか
透析患者の亡父を看取り アルツハイマー型認知症亡母も看取り
自分の使命も終わったと思ったのか
亡母の49日納骨の21時間後 命が尽きた
カイトも 肺に水が溜まっていた
いつ どうなるかわからない体調だった
片付けしようとした祭壇が49日延びた
勿論 カイトにも最大の介護をしたと自負している
酸素室をレンタルした 自己呼吸が出来なくなっていたからだ
毎日点滴と注射して 命が尽きるまで出来る限りの事をした
斎場の関係で 通夜と葬儀は濃密な3日間を過ごすハズの
次の日に行った
Ⅿ子は言ってくれた
「 カイトは犬ではなかった 人間だった
もう 生まれ変わって人間になっているかもしれない 」
どこかで 会ってもカイトなら判ると信じている
カイトにも会いたいなぁ カイトは個別火葬した
今 亡両親と一緒にいる
ワタシは まだまだ頑張らいといけないのか
もし もう使命が終わっているのなら呼んで欲しい
そう 思う時が度々ある
今朝も 生きているワタシ まだ 生きていて良いのかなぁ