徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

秋の雅楽演奏会 ~2018~

2019-01-19 21:58:53 | 日光

昨年、雅楽の演奏会を拝聴しに行きました
日本古来の音楽、しかし古代中国などアジアの音楽の影響も受けている
雅楽というと生で拝聴する機会が少なく、敷居も高い気がするけどプロの演奏家ではなく、有り難い無料の演奏会だったので
気兼ねなく楽しめた

管弦楽
管絃の合奏の中心となる楽器は、一般的に三管、三鼓、両絃(二絃)の8種類といわれる。
三管:笙(鳳笙)、篳篥(ひちりき)、龍笛(横笛、おうてき)
三管については次のような説明がなされる。
「天から差し込む光」を表す笙(天の音)(しょう)。
「天と地の間を縦横無尽に駆け巡る龍」を表す龍笛(空の音)(りゅうてき・横笛(おうてき))。
「地上にこだまする人々の声」を表す篳篥(地の音)(ひちりき)。




演題
・平調 音取(ひょうじょうねとり):楽器間の調律を兼ねた小曲。雅楽では笙から篳篥>>篳篥から龍笛へ  音渡しの構成になっている
・平調 越天楽(ひょうじょうえてんらく):結婚式や成人式など多くの慶事に用いられることで知られる曲 (0:50~)




舞楽
左方舞楽 陵王


管絃演奏時には蘭陵王、舞楽演奏時には陵王と表す。
左方(唐楽)に属する壱越調(いちこつちょう)の一人舞で、華麗に装飾された仮面を被る勇壮な走り舞。答舞は納曽利(なそり)。


北斉の蘭陵武王・高長恭の逸話にちなんだ曲目 :北斉(ほくせい、550年 - 577年)は、中国の南北朝時代に高氏によって建てられた国


伝説によると高長恭はわずか五百騎で敵の大軍を破り洛陽を包囲するほどの名将であったが、「音容兼美」と言われるほど美しい声と優れた美貌であったため、兵達が見惚れて士気が上がらず、敵に侮られるのを恐れ、必ず獰猛な仮面をかぶって出陣したと言うもの。年


男性がこの舞を舞うときは伝説に則して竜頭を模した仮面を用いるが、女性や子供が舞う場合は優しい顔立ちであった高長恭になぞらえてか化粧を施しただけの素顔で舞うこともある
・陵王乱序(りゅうおうらんじょ):入場曲
・舞楽 陵王
・安摩乱聲(あまらんじょう):退場曲


演奏:京都いちひめ雅楽会栃木支部  のりがおか雅楽会の皆様

日光市 法蔵寺 (NIkko city, Hozouji Temple)






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