長野県諏訪 上諏訪地区最大の遺跡、穴場遺跡から出土した「蛇体文装飾付釣手土器」と言う名称の不思議な土器がある。
縄文時代中期中葉(約4500年前)のものという。
この釣り手土器は
環状の形の造形は太陽と月を象徴しているのだろうと考える。
縄文時代中期には 3突起波状口縁の土器が作られていて、太陽暦 二十四節気の暦と太陰暦 12弦の暦をシンクロさせて使用していたと考える。
3を表す造形は、3は太陽と月の暦のシンクロを示す神秘数である。
つまり太陽暦と太陰暦のシンクロはすることが分かり、併用することができるようになる。
内陸と海辺の人々の交流がさらに容易となったこと
それを祝うものだろう
そして太陽と月という天体を二つの環で表し、三段に重ねているのではなかろうか
三という数を示す土器や土偶などにある造形は、その他にも少なくない数量が見付かっている。
そうしたものも同様に神秘数 3の発見を祝っていたものと考える。
写真はお借りしました
引用ーーーーーー
上諏訪地区最大の遺跡、穴場遺跡から出土した蛇体文装飾付釣手土器です。
縄文時代中期中葉(約4500年前)のもので、
上部に蛇と考えている5体の動物の文様があり、
胴部の周囲は半截竹管状の道具を用いて竹を割ったような隆起する条線模様です。左右と裏面に把手があります。
この釣手土器は出土の時に安山岩製の石棒に被るように見つかり、ほかの石皿、凹石など性器を表現した遺物も一括して出土したことから、何かの儀式を意味しているのではないかと考えられています。
前面からは3体に見える蛇も多くの縄文土器に見られ3の数字と関係があるかも知れません。そうすると、単なる釣手土器ではなく、あるいは上下も展示のようなのか疑問でもあります。