青島神社の御神木
雀榕(あこう・クワ科イチジク属)別名「親孝行の木」
アコウは、主に台湾や東南アジアの亜熱帯地方に分布する常緑高木樹である。その異形から霊験あらたかとされる。僅か1cmほどの種が、黒潮に乗って悠久の旅をし、この青島に漂着し、このような巨樹にまで成長した。アコウの幹は、それぞれの小さな幹が根をおろし、大地から栄養分を摂取している。それぞれが別の樹として機能しながら、共同して大きな幹を形成し、枝を広げているのである。家族一人一人が一生懸命に働き家族・社会・国家を支えると言う想いが、正に「親孝行の木」と言われる由縁である。その葉は年数度芽吹き、まるで神の合図を待つかのように一斉に散るさまは、古来「命の再生」の象徴として、その葉を持ち帰る者が多い。
柞(ゆす・マンサク科・イスノキ属)
ユスの木は「結寿(ユズ)の木」とも呼ばれ、日本南部地方にのみ自生する大木で、堅く粘りがあり、淡い褐色で温かみのある木肌をしている。その枝葉は古くから榊の代わりとして神社祭祀に用いられている。又「結寿」の名前から縁起のよい木として箸・算盤の玉等に用いられている。昭和49年(1974)の青島大火の際にその木肌を焼いたが今なお瑞々しく、その樹勢が衰えることはない。
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