写真から旅の記憶をたどる

説明板やガイドの説明なとで知ったことを記録しておく。

地蔵堂   所在地 愛媛県西条市地蔵原

2013-09-30 14:50:43 | 

地蔵堂   所在地 愛媛県西条市地蔵原

ここの集落は、この地蔵堂に因む地名で「地蔵原」といいます。大昔、境内に楠の大樹がありました。この楠が加茂郷と島山郷の境界でした。江戸時代には西条領福武村と小松領上島村の境界となりました。現在でも同じ「地蔵原」と言う集落なのに、大町校区と飯岡校区に分かれております。だから子供は大町小学校と飯岡小学校にそれぞれ分かれて通学しております。


王至森寺のキンモクセイ  所在地 愛媛県西条市野口

2013-09-29 22:50:42 | 

王至森寺のキンモクセイ  所在地 愛媛県西条市野口

王至森寺のキンモクセイの香りにのって西条祭りがやって来ると言われています。開花時には枝いっぱいに星のような花をつけ1里四方にその高貴な香りを漂わせ王者の風格を見せて「かおり風景百選」にも選ばれております。

 

昭和2年、日本で最大の古木として国指定の天然記念物となりました。高さ16m、根回り4m、樹齢は千数百年と言われています。昭和21年2月22日、植物学者の本田正次博士が視察のために来寺、日本一の大木と示されました。


王至森寺  所在地 愛媛県西条市野口

2013-09-29 22:12:02 | 

王至森寺  所在地 愛媛県西条市野口

舒明天皇(629―641)が、道後温泉へ行く途中に、瀬戸内海の燧灘で夜中に大暴風に遭遇しました。その時に、一点の光が見えたので、その方向に舟を漕いでいると、この森に辿り着き難を逃れたのです。それでこの森を王至森と呼ぶようになりました。この寺は、真言宗で京都仁和寺の御室派です。本尊は大日如来で法性山多聞院王至森寺といいます。

 

山門の扁額「法性山」は、小松藩の第3代藩主・一柳頼徳の筆跡です。一柳頼徳は、江戸幕府の300諸家きっての能筆家と言われています。この山門の外に、「金もくせい」では日本一の大木があり、国指定の天然記念物になっております。