美泉定山（ミイズミジョウザン）の坐像 所在地 北海道札幌市南区定山渓温泉

美泉定山（ミイズミジョウザン）の坐像　所在地　北海道札幌市南区定山渓温泉

この坐像は、札幌市の定山源泉公園にある。美泉定山は、文化２年（1805）に備前国(岡山県)の妙音寺繁盛院６代目修行僧の次男として生まれる。１７歳で全国行脚の旅に出かけ、嘉永６年（1853）、４８歳の時に蝦夷地（北海道）に渡る。アイヌの話から札幌の奥地に温泉があることを知り、慶応２年（1866）、６６歳の時に定山渓温泉の源泉を発見。定山渓温泉は、温泉開発に生涯を捧げた美泉定山の名前にちなんで命名されたものである。明治１０年（1877）、小樽で死去。７２歳。この坐像の背後の石垣から温泉が流れていて、この坐像はそれを浴びています。触ると熱湯でした。生身の人間であれば、とても我慢が出来ない修行です。