雲南省の民風と民俗

雲南省の大理ペー族自治州に住んでいるペー族の人たちは毎年旧暦3月に「三月街」という行事を催し、大理古城の西にある点蒼山の麓はこのイベントの天然の舞台となっている。言い伝えによると、昔は観音菩薩がペー族の人たちのために、人々に危害を加えていた魔王を討伐してくれたので、人々はそのご利益に感謝し、毎年集まって焼香して祭り、それが発展して、だんだんと伝統的な祭りとなり、今ではペー族の人たちの年一度の物資交流会と民間文化スポーツ交流のイベントともなっている。

雲南省のシーサンパンナに住んでいるダイ族の人たちの水かけ祭りは毎年旧暦の清明節の後に行われ、水は吉祥、円満、幸福のシンボルと見なされている。最初の日には人々は花のついた木の枝に水をかけて互いに祝福し合う。二日目は水かけの日で、人々はひしゃくや盆や桶に水を入れ、互いに追っかけ合って水をかけ合ったりして、にぎやかな雰囲気をかもし出す。祭りの期間には竜舟の競漕、孔雀踊りなどのイベントも行われる。http://www.jiuzhaigou-tour.com/

瀘沽湖観光

最近は自動車道路の完成によって、雲南省と四川省の境い目にある高原の湖—瀘沽湖も観光スポットとなっている。湖の周辺数百平方キロの地域には長い歴史を持つ神秘的色彩に富むモーソーの人びとが3万人も住んでおり、今でも母系の大家族制と「男は嫁をもらわず、女は嫁に行かず」という婚姻の習俗を残しており、地球上の最後の女性の国と称されている。モーソーの娘さんたちの美しい姿、優雅な丸木舟、あちこちから聞こえてくる漁りの歌は、「湖上の三つの絶品」と言われている。http://www.jiuzhaigou-tour.com/

九寨溝

四川省の北部にある九寨溝は長さが40余キロもある山間地帯の谷であり、総面積は620平方キロで、湖、滝、雪に覆われた山、森林の美しさなどによって「おとぎ話の世界」といわれている。http://www.jiuzhaigou-tour.com/

世界文化遺産と自然遺産

2006年7月に行われた第30回世界遺産大会で、中国の殷墟と四川省のパンダ生息地がそれぞれ世界文化遺産と世界自然遺産として「世界遺産リスト」に組み入れられた。殷墟は河南省安陽市にあり、面積は約2400ヘクタール。殷墟は中国最初の詳細な文献にも記載されており、また甲骨文字と考古学的発掘で実証されている殷代末期の都の遺跡であり、現在まで、3300余年の歴史がある。四川省のパンダ生息地は臥竜、四姑娘山、夾金山脈を含むもので、面積は9245平方キロメートルで、現在、30％以上の野生のパンダがそこで保護されており生活して、中国で最も大きな完ぺきなパンダ生態エリアである。
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冬の童話世界九寨溝へ

「童話世界」、「人間仙境」で有名な九寨溝は翠海、畳瀑、雪峰、彩林、藏情（チベットの風情）などで成り立っている。冬の九寨溝の空で飛び舞う雪の花、銀の世界の森、彩りが鮮やかな海、奇異な形を取っている氷の滝、透き通ってきれいな樹掛溝等の景観は冬の九寨溝の鮮明な特色となり、南国の冬季旅行のブランドだ。人々はここで大自然からの冬の季節の盛大な「宴会」が満喫できる。
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成都 2013年大廟会

成都武侯祠博物館で24日、「2013年成都大廟会の小喜神のメディア記者会見」が開催され、多くの応募者の中から選ばれた「小喜神」（伝統的な福をもたらす神様）20人が登場した。2013年成都大廟会は6日夜8時に成都武侯祠博物館で開始される。かわいらしい20人の「小喜神」たちは大廟会の期間中、訪れた来場者のために新年の福を祈る。
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中国初の野生復帰パンダが順調に野生生活に適応

臥竜中国パンダ保護研究センターは5日、中国初の野生復帰計画の対象となるパンダ「淘淘」の野生生活の状況について報告した。「淘淘」は健康状態もよく、野外環境に順調に適応しているという。同センターによると、「淘淘」は2012年10月11日に雅安石棉県の栗子坪保護区から野生生活に移されて以来、担当者がその採食や活動などをモニタリングしている。健康状態や活動状況は良好で、野生生活に適応しているとう.
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