世界文化遺産と自然遺産

2006年7月に行われた第30回世界遺産大会で、中国の殷墟と四川省のパンダ生息地がそれぞれ世界文化遺産と世界自然遺産として「世界遺産リスト」に組み入れられた。殷墟は河南省安陽市にあり、面積は約2400ヘクタール。殷墟は中国最初の詳細な文献にも記載されており、また甲骨文字と考古学的発掘で実証されている殷代末期の都の遺跡であり、現在まで、3300余年の歴史がある。四川省のパンダ生息地は臥竜、四姑娘山、夾金山脈を含むもので、面積は9245平方キロメートルで、現在、30％以上の野生のパンダがそこで保護されており生活して、中国で最も大きな完ぺきなパンダ生態エリアである。
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冬の童話世界九寨溝へ

「童話世界」、「人間仙境」で有名な九寨溝は翠海、畳瀑、雪峰、彩林、藏情（チベットの風情）などで成り立っている。冬の九寨溝の空で飛び舞う雪の花、銀の世界の森、彩りが鮮やかな海、奇異な形を取っている氷の滝、透き通ってきれいな樹掛溝等の景観は冬の九寨溝の鮮明な特色となり、南国の冬季旅行のブランドだ。人々はここで大自然からの冬の季節の盛大な「宴会」が満喫できる。
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