という記事を書きましたが、そのうち主な学校についてH31年度入試の
志願者数が発表されました。

(男女ごとの募集人数が設定されている学校は男女別、男女の人数の
別なく募集する中学校は男女合計の数字になっています。)
H31はH30に比べて全体としてはわずかに減少しています。
大学入試の不透明さから有力私立大学の附属校の人気が高まっている
かもしれませんが、私立中学はまだ願書を締め切っていない中学校が
多いので、またのちほど検証したいと思います。
京都府立洛北高等学校附属中学校
H30に同じく京都府立の南陽附属中が開校したことにより志願者数を
減らしていると思われますが、H31は極端な差はないようです。
京都府立南陽高等学校附属中学校
H31年度は開校初年度の翌年となりますが、大幅に志願者を減らす
ことなく一定の志願者数を維持しています。
京都教育大学附属桃山中学校
この4年間は隔年現象になっていますが、H30は通学区域の制限を少し
緩めたことが一因と考えられます。入試日程は土日の2日間ですが、
初日の土曜は男子は午後に体育の検査があり、女子は午前で終了。
初日の午後入試で併願校を受けづらくなることから、男子の志願者が
例年少なくなっているのかもしれません。
奈良女子大学附属中等教育学校
台風の影響で7月のオープンスクールが中止になりましたが、9月の
学園祭には多数の来場者がありました。H31年度も男女とも志願者に
大きな変化はないようです。
なお、大阪教育大学附属天王寺中学校や京田辺から受験できませんが
京都市立西京高校附属中学校でも志願者数は横ばいとなっています。
受験生の健闘を祈りたいと思います。