大人の発達障害、障害者として生きる

障害者雇用で就職し、障害者年金をもらうまでを描いた漫画。その漫画を「僕」の「母」が解説をつけて紹介します。

⑤ 障害者雇用枠で就職 STEP1

2024-04-14 22:08:43 | 情報提供
この投稿記事は
④ 仕事をする上で、つらい想いをしているのなら(← リンクしてます)からの続き記事です。
以下に前回の目次を列挙します。

  1. 発達障害とは

  2. 発達障害を持っていると

  3. 仕事をする上で、困ることが多くつらい想いをしているのなら

  4. 障害者雇用とは

  5. 障害者雇用枠で就職するデメリット


今回の記事は、デメリットはあるものの「障害者雇用枠で就職する」と決定したら、何をすればいいのか?
と、いうところから始めます。

 6.障害者雇用枠で就職するには 
 障害者手帳が必要です。
これをもらうには、市区町村役場指定の病院で、診断書を書いてもらって申請します。

簡単に書きました。
以下もう少し詳しく、行動すべき順に書きます。

おっと!その前に、もっとも大事なこと
もしも今「厚生年金」に加入している職場にいるのなら、病院を受診する前に 今の職場をやめないで 下さい。
それは何故かというと、⑦ 障害者年金も、もらっちゃえ! を読んで頂けると分かります。リンクしていますので、先に読んでもOKです。

それから、もし「障害者手帳か~」と「ちょっと考えよう」ということなら、以下のサイトに相談してみるのも良いかもしれません。リンクしておきます。
[LITALICOワークスとは]

 6-1.まずは、検査をしてもらう 
 障害者雇用枠で就職 STEP1

「障害者雇用枠で就職する」ためには「障害者手帳」が必要です。障害者手帳はお住いの市区町村役場(簡略して市役所)に申請をして取得します。
そのためにすることを列記します。

① 市役所に電話する
● 障害者手帳の申請がしたい。
● 申請のための診断書を書いてくれる病院を教えて欲しい。
この2点を伝え、病院を紹介してもらいます。

市役所で指定した病院の診断書(診断書の用紙も市役所指定のもの)でないと、「障害者手帳の申請」が出来ません。

診断書の用紙は病院にもあるはずですが、「用紙を市役所にもらいに行ったほうが良いか」も聞いておけば確実です。

② 病院に電話する
市役所が教えてくれた病院に電話します。受信理由は(「どうされましたか」と聞かれたら)「障害者手帳の申請のための検査をして欲しい。」でOKです。
予約が必要な場合がほとんどです。

③ 予約日に病院に行く
対応してくれるお医者さんによって、話し方が色々になってしまいますが、なんとか
● 仕事で困っている。
● 障害者雇用で就職したいから、そのために必要な検査をして欲しい。(障害者手帳の申請のための検査をして欲しい。)
この2点を伝えます。

④ 検査をしてもらう
検査の日を、また別に予約しなければならない場合もありますが、
検査をしてもらえれば、結果はすぐに分かるはずです。

● 発達「障害だ」と診断された場合 → ⑤へすすむ

● 特に「障害はない」と診断された場合 → 障害者手帳の申請ができません。
障害の程度が軽いと、どんなに困っていても、そういう診断結果になる場合もあります。
でも困っているのです。支援してくれるトコロを探しましょう。
先程でてきた [LITALICOワークスとは] ← リンクしてます。
でもいいですし、以下のサイトも参考になると思います。
[S-POOL] ← リンクしてます。

⑤ 帰る・・・前に
大切なことです。
今日の日を記憶しておきましょう。手帳のカレンダーでもメモ帳でもいいです。病院の支払いをした「領収書」をとっておいても構いません。
なぜかといういと、今日は(発達障害のことで)初めて病院に行った日。すなわち「初診日」だからです。
「初診日」は色々な申請の基準になります。

● 障害者手帳の申請は「初診日」から6ヶ月以上たってから
● 障害者年金の申請は「初診日」から1年6ヶ月以上たってから

もうひとつ、 医師の「診断書」
障害者手帳の申請には、医師の「診断書」が必要です。
「診断書」は何か月も前のものではダメで、直近のものが必要です。

ですが、「書いて下さい。」と、病院(医師)依頼してから手もとに入るまで、多少の時間がかかります。待たされます。
「初診日」から6ヶ月以上たって、なるべく早く「障害者手帳の申請」したいですよね。待つ日にちが少なくて済むように、
「診断書を書いてもらうのにどのくらいの日数がかかるのか」帰りぎわ、受付の人に確認します。



今日できることは、ここまでです。お疲れ様でした。
明日になったら、今の職場に退職願いを出してもいいですよ。

私のブログ 仕事ができない「僕」の話  シリーズは
仕事ができない「僕」の話
という漫画が元ネタだ。(画像リンクしてます。)

今日書いた投稿記事の内容は、漫画でも分かりやすく描かれている。合わせて読んで頂ければ、より分かりやすいのでは、と思う。

私のブログのほうは、次回 ⑥ 障害者雇用枠で就職 STEP2・3・4(← リンクしてます) に続きを書きました。ご覧下さい。


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