昨年71kmに挑戦し、自分が想定していたより早いタイムでゴールなんか
しちゃったもんだから、ひょっとしたらあっちもゴール出来るんじゃないかと、
思ってしまったのが運の尽き。
そんな訳で(どんな訳だよ!)、飛騨高山ウルトラマラソンで100kmに
チャレンジしてみる事にしました。
ついでなので、カミサンにも「71km走ってみない?」って誘ったら、
しぶしぶ(だったかどうかは怪しいもんですが・・・)了解してくれたので、
夫婦揃ってウルトラマラソンに参加です。
事前の天気予報では、雨が降るだの気温がえらく上がるだとか脅かされ、
それに対応すべく準備して現地入りしましたが、当日は雨の心配はほぼ無くなり、
気温もまぁなんとかなりそうな感じで一安心です。
100kmの部と71kmの部では、100kmの方が15分先にスタートに
なるので、スタートでカミサンとお別れ。あとはお互いに頑張ります。
カミサンに抜かれないよう頑張らなきゃな。
カミサンの走った71kmの部については、昨年参加した時の記事を見て
くださいねって事で、ひとつよろしく。
因みに60kmまでは、100kmの部も同じコースです。
スタート後は、去年の事を思い出しながら走りますが、30km付近までは
なんとなくテンションが上がらず、こりゃゴールなんて無理だなって、
早くも諦めムードが湧き上がってくる、ヘタレな状態の私。
ところが、コースの最高地点(39.2km地点)へ向かう長い上り坂の途中で、
何気なく見た周りの景色、そして空が、なぜか妙にすごく綺麗に見えて、
そしたらなぜか変な感情が盛り上がり、なんとなく潤みだす瞳。
あたしゃおかしくなったか?って一瞬思いましたが、お陰か、急にプラス思考
が湧き上がり、ゴールに間に合わなくても、行ける所まで頑張ればいいじゃん
って、テンションが上がってきました。
あれはなんだったんでしょね?
ま、そんな感じで、ノロノロではありますがひたすらゴールを目指し、
100kmの部の中間点過ぎ(57.2km)にある、第3関門で100kmの部の
着替えなんかが出来る丹生川支所に到着。
あれやこれや給食を食べ、給水もたっぷりし、Tシャツも着替え、おなか一杯
気分一新で、これから来る100kmの部のヤマ場に向かいます。
60kmポイントを過ぎると、ついに分岐点です。
事前の情報で、ここから千光寺がかなりキツイって噂だったので、どんなんジャイと、
右側へ曲がると・・・
いきなりこれだよ。
結構傾斜がキツイなぁ。
コース高低図を見てみましょう。
傾斜が半端無いです。
マラソンコースじゃないよなぁ。
でもこれを超えなきゃゴールに辿り着けません。
周りに居るランナー(って言うか、走れないのでウォーカー)と、
ここは我慢ってな会話をしつつ、お互い頑張って頂上を目指します。
やっと山門が見えてきました。これで終わりか?
そして山門到着。
三味線の演奏でお出迎えいただきましたが、なにやら奥に見える物が気になって、
全く耳に入りません(ごめんなさい)
奥に見えた物、それは・・・
階段かよぉぉぉぉぉ。
足が上がりませんが必死に登ります。そして・・・
ついにてっぺんに到着!!!
ゴール出来るよう軽くお参りなんかしつつ給水所へ。
これでもうあとは、93.3km地点の「 飛騨牛 」を目指すのみ!
気合入れるぞー!
(って、まだ30km以上有るんですけど)
昨年と比較の為の70km地点のタイムは、9時間30分。
昨年のタイムとほぼ変わらずで一安心。
あと30kmを4時間半で走れば良いんで、って事は10kmを1時間半か。
ちょっと余裕が作れそうでなんとかなるかな?
途中、「どMさん頑張れうちわ」を持ったお姉さんに応援されつつ、ひたすら走ります。
(写真撮っときゃよかったなぁ。あっ、うちわを、ですよ)
80kmまでの10kmを、まさかのほぼ1時間半。(余裕は5分弱)
この後上りもあるし、せっかくゴールが見えてきたのにこりゃヤバイって感じ。
85km地点にて、カフェイン入りジェル(メイタンCCC)で、最後の
ひと踏ん張りに備えます。
この辺りは余りアップダウンが無いので、走り続けます(辛いよぉ)。
でも、飛騨牛が待ってるから頑張る。
飛騨牛、飛騨牛って思いながら走ってたら、またこんな嫌がらせが・・・
まただよって思うけど、もう平気(平気じゃないけど)。
このウルトラマラソン、私の力じゃ、上りも走ったらゴールは無理って
判ってるから、ここも含め、全ての上りはともかく歩きました。
なので、ここもヒィヒィ言いながら、歩く。
一歩でも前に進めば、それだけ飛騨牛に近づくので、欲で歩く。
きっとここのてっぺんに飛騨牛があるから歩く。
(↑これは勘違いだったんだよなぁ。)
てっぺん越えて、肉が無かったのでしょんぼりしつつ、
でもあとは下りなので、ヨロヨロ走りで進みましたよ。
90km地点でのタイムは確認を忘れましたが、
なんやかやでついにお肉ポイント(93.3km)到着!!
美味しかったですぅ。2串(って言うか2爪楊枝)貰っちゃいました。
さて、残りタイムはいか程かと確認すると、なんと1時間!
残りは約7km。行けるか?
普段の練習時なら、そりゃもう余裕ですが、ここは93.3km地点。
そんなに早く走れる訳も無く、ぎりぎりかも?って事で最後のひと踏ん張り。
カフェインが効いて来たのか、ゴール手前までゆるーい下りってのもあってか
気合が続き、ゴールのビッグアリーナ手前の上り地点で若干歩いたものの、
ゴールは、まがりなりにも走ってテープをカットする事ができました。
タイムは13時間55分33秒!
制限時間まであと4分半でしたよ。間に合ってよかったぁ。
高山市長と無事握手もできました。
ゴール後、カミサンと再会し、カミサンもゴール出来た事を聞き、
(カミサンのタイムは、10時間43分18秒。すばらしい! )
喜びつつ、二人揃って記念写真。はいチーズ。
今年の完走記念メダルは、キンキラキンの金メダル。重さもズッシリ。
(上の写真でカミサンが付けてる奴です)
いつもなら、この後お疲れチャン会でしこたま呑むんですが、
今回は、二人とも体が受け付けず、軽い食事と軽く一杯で、二人ともダウンでした。
筋肉痛で二人ともゾンビ状態だったし・・・。
お互い何がしかトラブルを抱えている状態の我が夫婦ですが、それにもかかわらず、
故障する事無く、二人とも無事ゴール出来た、飛騨高山ウルトラマラソン。
これにて終了です。
二人の途中経過です。
まずカミサン。
続いて私。
こんな感じでした。
カミサンは、もう2度とウルトラは走りたくないって言ってます。
私もとりあえず100kmはもういいかな?
(でも、どM?だから判らないけどね )
しちゃったもんだから、ひょっとしたらあっちもゴール出来るんじゃないかと、
思ってしまったのが運の尽き。
そんな訳で(どんな訳だよ!)、飛騨高山ウルトラマラソンで100kmに
チャレンジしてみる事にしました。
ついでなので、カミサンにも「71km走ってみない?」って誘ったら、
しぶしぶ(だったかどうかは怪しいもんですが・・・)了解してくれたので、
夫婦揃ってウルトラマラソンに参加です。
事前の天気予報では、雨が降るだの気温がえらく上がるだとか脅かされ、
それに対応すべく準備して現地入りしましたが、当日は雨の心配はほぼ無くなり、
気温もまぁなんとかなりそうな感じで一安心です。
100kmの部と71kmの部では、100kmの方が15分先にスタートに
なるので、スタートでカミサンとお別れ。あとはお互いに頑張ります。
カミサンに抜かれないよう頑張らなきゃな。
カミサンの走った71kmの部については、昨年参加した時の記事を見て
くださいねって事で、ひとつよろしく。
因みに60kmまでは、100kmの部も同じコースです。
スタート後は、去年の事を思い出しながら走りますが、30km付近までは
なんとなくテンションが上がらず、こりゃゴールなんて無理だなって、
早くも諦めムードが湧き上がってくる、ヘタレな状態の私。
ところが、コースの最高地点(39.2km地点)へ向かう長い上り坂の途中で、
何気なく見た周りの景色、そして空が、なぜか妙にすごく綺麗に見えて、
そしたらなぜか変な感情が盛り上がり、なんとなく潤みだす瞳。
あたしゃおかしくなったか?って一瞬思いましたが、お陰か、急にプラス思考
が湧き上がり、ゴールに間に合わなくても、行ける所まで頑張ればいいじゃん
って、テンションが上がってきました。
あれはなんだったんでしょね?
ま、そんな感じで、ノロノロではありますがひたすらゴールを目指し、
100kmの部の中間点過ぎ(57.2km)にある、第3関門で100kmの部の
着替えなんかが出来る丹生川支所に到着。
あれやこれや給食を食べ、給水もたっぷりし、Tシャツも着替え、おなか一杯
気分一新で、これから来る100kmの部のヤマ場に向かいます。
60kmポイントを過ぎると、ついに分岐点です。
事前の情報で、ここから千光寺がかなりキツイって噂だったので、どんなんジャイと、
右側へ曲がると・・・
いきなりこれだよ。
結構傾斜がキツイなぁ。
コース高低図を見てみましょう。
傾斜が半端無いです。
マラソンコースじゃないよなぁ。
でもこれを超えなきゃゴールに辿り着けません。
周りに居るランナー(って言うか、走れないのでウォーカー)と、
ここは我慢ってな会話をしつつ、お互い頑張って頂上を目指します。
やっと山門が見えてきました。これで終わりか?
そして山門到着。
三味線の演奏でお出迎えいただきましたが、なにやら奥に見える物が気になって、
全く耳に入りません(ごめんなさい)
奥に見えた物、それは・・・
階段かよぉぉぉぉぉ。
足が上がりませんが必死に登ります。そして・・・
ついにてっぺんに到着!!!
ゴール出来るよう軽くお参りなんかしつつ給水所へ。
これでもうあとは、93.3km地点の「 飛騨牛 」を目指すのみ!
気合入れるぞー!
(って、まだ30km以上有るんですけど)
昨年と比較の為の70km地点のタイムは、9時間30分。
昨年のタイムとほぼ変わらずで一安心。
あと30kmを4時間半で走れば良いんで、って事は10kmを1時間半か。
ちょっと余裕が作れそうでなんとかなるかな?
途中、「どMさん頑張れうちわ」を持ったお姉さんに応援されつつ、ひたすら走ります。
(写真撮っときゃよかったなぁ。あっ、うちわを、ですよ)
80kmまでの10kmを、まさかのほぼ1時間半。(余裕は5分弱)
この後上りもあるし、せっかくゴールが見えてきたのにこりゃヤバイって感じ。
85km地点にて、カフェイン入りジェル(メイタンCCC)で、最後の
ひと踏ん張りに備えます。
この辺りは余りアップダウンが無いので、走り続けます(辛いよぉ)。
でも、飛騨牛が待ってるから頑張る。
飛騨牛、飛騨牛って思いながら走ってたら、またこんな嫌がらせが・・・
まただよって思うけど、もう平気(平気じゃないけど)。
このウルトラマラソン、私の力じゃ、上りも走ったらゴールは無理って
判ってるから、ここも含め、全ての上りはともかく歩きました。
なので、ここもヒィヒィ言いながら、歩く。
一歩でも前に進めば、それだけ飛騨牛に近づくので、欲で歩く。
きっとここのてっぺんに飛騨牛があるから歩く。
(↑これは勘違いだったんだよなぁ。)
てっぺん越えて、肉が無かったのでしょんぼりしつつ、
でもあとは下りなので、ヨロヨロ走りで進みましたよ。
90km地点でのタイムは確認を忘れましたが、
なんやかやでついにお肉ポイント(93.3km)到着!!
美味しかったですぅ。2串(って言うか2爪楊枝)貰っちゃいました。
さて、残りタイムはいか程かと確認すると、なんと1時間!
残りは約7km。行けるか?
普段の練習時なら、そりゃもう余裕ですが、ここは93.3km地点。
そんなに早く走れる訳も無く、ぎりぎりかも?って事で最後のひと踏ん張り。
カフェインが効いて来たのか、ゴール手前までゆるーい下りってのもあってか
気合が続き、ゴールのビッグアリーナ手前の上り地点で若干歩いたものの、
ゴールは、まがりなりにも走ってテープをカットする事ができました。
タイムは13時間55分33秒!
制限時間まであと4分半でしたよ。間に合ってよかったぁ。
高山市長と無事握手もできました。
ゴール後、カミサンと再会し、カミサンもゴール出来た事を聞き、
(カミサンのタイムは、10時間43分18秒。すばらしい! )
喜びつつ、二人揃って記念写真。はいチーズ。
今年の完走記念メダルは、キンキラキンの金メダル。重さもズッシリ。
(上の写真でカミサンが付けてる奴です)
いつもなら、この後お疲れチャン会でしこたま呑むんですが、
今回は、二人とも体が受け付けず、軽い食事と軽く一杯で、二人ともダウンでした。
筋肉痛で二人ともゾンビ状態だったし・・・。
お互い何がしかトラブルを抱えている状態の我が夫婦ですが、それにもかかわらず、
故障する事無く、二人とも無事ゴール出来た、飛騨高山ウルトラマラソン。
これにて終了です。
二人の途中経過です。
まずカミサン。
続いて私。
こんな感じでした。
カミサンは、もう2度とウルトラは走りたくないって言ってます。
私もとりあえず100kmはもういいかな?
(でも、どM?だから判らないけどね )
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