徒然なるまま読書感想ブログ

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第145回(2017/2月) 簿記3級 私はこうやって合格した

2017-12-18 16:36:01 | 資格試験
スッキリわかる 日商簿記3級 第8版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)
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 というわけで、日商簿記3級試験が合格した時の勉強方法を書いておきたいと思います。


 といっても、試験を受ける方にはいろんな方がいると思いますので、こういう方には参考になるかもしれないという程度に書きたいなと思います。


 というのも、簿記についてはそれこそたくさんの書籍やブログなどがあるわけで、私みたいなたかが5か月くらい簿記をかじった程度の試験勉強方法なんていうのはたかが知れていると思っています。


 また、簿記試験は出題範囲が変わったりしますのでその時で試験合格のための勉強時間や範囲が変わってきますので、私がこれから書く勉強方法も読まれる頃には役に立たなくなっている可能性もあります。


 私自身も資格の優先順位の関係上、簿記1級へチャレンジしようという気が現時点ではないため、新たな更新情報を出すつもりはありません。まして、過去の傾向などそこまで踏み込んだ分析をして試験に挑んだわけではありませんので、本当に勉強のやり方の参考になればよい程度ですのであしからず。


 前置きが長くなりましたが、まずは、私自身がどんな受験生なのかを明かしておきます。



1.今回偉そうに語るジジという人間は簿記の勉強を始めた時はこんな人

①ブラック企業で働いていたごく普通の会社員(サービス残業当たり前、帰宅が0時を超えることが多い)


②簿記に関しては全くの初学者(貸方?、借方?どこかの親方みたいな人のことですか?)


③文系(ただし、数字アレルギーではなくむしろ文系なのに数学の点数が一番高かった…)



 こんな感じのゆるい人間でございます。


 さて、そんな私が簿記3級を合格したときの点数と試験合格までに要した時間を下記に記すと


点数:97点


勉強期間:1か月半程度(独学)


1日の勉強時間:15分~4時間


1日の勉強時間にばらつきはありますが、これは毎日勉強することにこだわっていたためです。1問仕訳して終わりとか、そんな日もありました。


1日平均1時間半くらいとして、総勉強時間が90時間くらいだと思います。



そんな私の勉強方法はというと



2.勉強方法


①まずは、教科書選びから。


書店にはたくさんの検定試験本があってどれにしようか迷ったのですが、とにかく字数が多いのは読みづらいなと感じたこと、どちらかというと演習を中心にやりたいなと思ったので、単元ごとに練習問題のあるスッキリシリーズを購入しました。


特に、簿記は出題範囲が変わることがあるらしいので、最新のものから選びました。


②教科書の進め方
はじめは、テキストを読み読み終えた単元の練習問題を解く、解いたら次の単元のテキストを読む。


要するに

テキスト→練習問題→テキスト→練習問題…

みたいな感じです。


はじめは特に仕分けを意識していたため仕訳項目はもちろん、資産が増えたから貸方、資産が減ったから借方、収益が増えたから借方などなんでこういう仕分けになっているのかを問題を解きながら意識していました。


テキストが一通り終わったら、ちゃんと知識が定着しているのか確認するため、今度はテキスト部分を読まず、練習問題をはじめから解きなおして、間違えたりわからないところはテキストを読み返していました。


私は特に繰り延べ繰り越しが苦手でしたので、わからないところに関しては一度ルーズリーフにまとめなおして理解できるまでやりました。


③過去問
 そして、一通り終わったら過去問へ。過去問を時間をはかって解いて、時間が足りなかったり、間違えたところを徹底的にやり直しました。


 過去問もスッキリシリーズの過去5年分を解きました。



 特に攻略法というものもないのですが、合格点70点を目指すためには1問目の仕訳、3問目の試算表、5問目の精算表この辺りで9割ぐらいの得点(63点)くらいを解くことができれば2問目、4問目でどんな問題が出ても焦らず得点できるのかなと思います。それに、仕訳、試算表、精算表の内容をしっかりと理解して得点を取れるようであれば、2問目、4問目は満点とは言えなくとも合格点を取れるくらいの実力はついているのではないかと思います。



3.簿記3級の就職活動、転職活動へのお役立ち度


 一昔前までは簿記をもっていると就職に強いといわれていましたが、今はどうか?という感じが世間一般の感じ方なのかなと思います。


 簿記よりは実務ができればということで、転職活動では簿記持ち未経験よりも、簿記なしの経験者が応募要件になっていることが多いようにも感じます。


 ただ、私の転職活動中に感じたことではありますが、営業職でも簿記3級程度の知識を要求してくる企業もありましたし、私も仕事中に簿記の知識が必要だと思ったからこそ、この検定を受けるきっかけになりましたので、あながち不必要な知識ではないかなと思います。


 むしろ、転職活動では事務未経験者にとっては未経験歓迎のところは簿記2級くらいの知識を要求してくる企業が多いので、事務職、経理職未経験で転職を希望する場合には簿記の知識は必須なのかなと思います。簿記2級が要件の企業でも簿記3級があれば書類選考で引っ掛かるところもあるかもしれない程度ですが、ないよりはましなのかなと思います。


 また、仕事しながら合格できたということ自体が、モチベーションやポテンシャルの評価につながったりすることもあります。


 私が受験した回でも合格率は47.4%と合格率は高いですが、簿記3級は時間のある学生が多く受験する試験です。

 
 これが独学で日々の業務をこなしながら合格したとなると話は違ってくるのではないでしょうか。


 もちろん、なぜ、簿記を勉強しているのかを明確にしておく必要があると思いますが、私自身、簿記3級の取得年月日を資格欄に書いたときに、面接時に取得理由なども聞かれて答えて好印象を与えた(と思っている)ことがあります。実際に簿記3級のみしか資格欄に書けなかったときでも、簿記を取った理由と実際に取ったポテンシャルが評価されて選考が進んだ企業もありましたので。


 
 というわけで、簿記3級は仕事に必要だなと思って勉強を始めた資格でしたが、業務以外に転職活動でも役に立った検定試験だなと思います。


 まぁ、簿記なんか一生必要ないなと思われた方がここのページをみるとは思いませんがとりあえず、簿記が仕事上、必要だなと思われた方や、転職活動で簿記が必要な方の少しは参考になれば幸いです。

 

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