スタンバイフェイズ

【スタンバイフェイズ】

「スタンバイフェイズに～」という効果を持つカードの処理を行うためのフェイズ

このフェイズですること…このフェイズで発動する効果の処理
このフェイズでできること…クイックエフェクトの発動


※スタンバイフェイズに発動する効果や処理が複数ある場合
○ターンプレイヤーの効果が先に処理される。その際の順番は、任意の順でよい。
○これらの効果はチェーンを組まず、１つずつ別々に処理を行う。
○同時に複数のカードが発動した場合はチェーンを組んで処理する。


≪スタンバイフェイズの流れ≫
スタンバイフェイズ開始
　　　　　↓
（タ）に優先権
・クイックエフェクトの使用
・チェーン確認
　　　　　↓
（相）に優先権
・クイックエフェクトの使用
・優先権破棄
　　　　　↓（両者優先権破棄）
スタンバイフェイズ時の効果処理
　　　　　↓
全行動終了かつ両者優先権破棄
　　　　　↓
メインフェイズへ



ここで１つ。フェイズに「開始時」「終了時」というタイミングはありません。
いわゆる「開始時」とは各フェイズの最初にプレイしたカードのことを指します。
同様に終了時とは、フェイズの最後にプレイしたカードのことです。

つまり「スタンバイフェイズ、チェーンありますか？」というのは
「スタンバイフェイズに発動する効果の処理」前に私はカードを発動しませんが、あなたは何か発動しますか？という意味です。
難しいですね。

因みにスタンバイフェイズでは開始直後～終了直前まで常にクイックエフェクトの発動が可能です。
ですからいわゆる「終了時」のチェーン確認を”してもいい”です。しなくても良いです。
あくまで”してもいい”なので、通常は開始直後の確認のみを行っています。

それを利用としたあくどいテクニックがこれ
相手ターンで相手が開始直後のチェーン確認をして、終了直前のチェーン確認をせずにメインフェイズに移行した場合
自分は「ルール上は」巻き戻しを宣言してスタンバイフェイズ終了直前まで巻き戻ることができます。

つまり、スタンバイフェイズでも開始時と終了時の２回チェーン確認しなかったら巻き戻し可能
ということです。


また原則として起動効果はメインフェイズにしか発動できません。