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ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

釣れるカキいかだ

2016-11-07 | 日記


若干小ぶりですが45超えを1枚貼っときます。

全くあてにならない天気予報ですが、5日土曜日は当たりでしょうかね~
が、しかし作業船が2艘とお休み状態。
頼むぜ、休むなよな~と、恨み節ても出てこないものは仕様がない。

1艘上げたイカダで粘りました。
ほぼ30超えばかりが32枚、40超えが14枚、最長は上の47ってとこです。
6時から初めて10時までですが、意外だったのはカキアゲ最中にカレイが喰ってきたことです。

居付きのカレイでしたね~
脇ノ沢のカキ養殖業者は、まあ人も様々ですが、上げ方も様々です。
イカダの片側でガンガン上げる人もいれば、端周りから先に上げ順次にイカダを回る人もいれば
1台をじっくりと最後まで上げる人もいます。

ポイントはその上げ方と、作業しながら釣ってるかどうかです。
再三ですが、アイナメは落ちたカキやゴミを食い散らかします。
つ~ことは、アイナメが釣られたんでは喰い散らかす役目を果たせませんね。
なるほど、喰い散らかした残骸にカレイが寄ってきますから、居付きのカレイを狙うのなら
釣りしてない業者のイカダが良いのは言うまでもありません。

また、上げ方にも差が出ます。本数ガンガン上げる業者は総じて落下するカキには目もくれません。
上げる途中で落ちるカキを案ずるよりかは、本数を上げることに集中してます。
が、いかんせんスピードが速いので魚が寄る前にイカダが空になることもままあります。
そうなると、次のイカダをそこに運んでしまいますので、上げ具合の判断ができません

じっくり上げるイカダでは上げ具合の判別はらくですが、ゴミが落ち切りませんから
居付かない可能性が大きい。
ので、ザミカキを砕いて撒いておくような工夫が必要です。

いずれにしても、でっかいマコとアイナメが港から3分の距離でガンガン上がる広田湾を
テリトリーとする、ゑびす丸です。


予報~2

2016-11-04 | 日記
11月3日の予報は朝から南の風3m、陽が出てからは5mになりそうです。
海上は十分にお気をつけてください。

おい、風が出てきたのは12時過ぎからだぞこら~

前日から風予報だったのでイソメ買い付けも行わずに3名で6時出港。
お客様も1パックずつしか用意してない。エラグも台風で吹き飛んでしまっった。
どうせカキアゲ作業時のアイナメだけだろうと諦めながらも、5時でそよとも吹いてない。

マズメのアイナメは4本と普通だが、若干ウネリがきついも風はない。
見事にやられました。全くあてにならない天気予報に恨み骨髄だ。

というのも、先週もそうでしたが、カキアゲ作業後のいかだで、9時から11時まで
35超えのマコが3人で50枚はあげたでしょう。
その前1時間は猛烈なフグ攻撃に会い、イソメがどんどんなくなります。

まいりましたね~エサがない。買いに行く20分が限りなく惜しい。
イソメ1本を丁寧に団子にして針にまく作業なんざ、百姓臭くてやってらんない。
が、そうせざるを得ない釣れ具合なんです。

釣らせる船頭としては、後ろ髪引く思いで12時に帰港。
身が厚くなったマコは見事です。浅羽ですからアイナメみたいにガンガン、ドラグもギーギーです。

世の中は台風影響で青物が高騰。給食も出せない世情なのに、広田湾は至福の様相となってます。