とらいさぽーと

記憶をたどる

夕べは何を食べたか。

年を重ねると年々物忘れがひどくなってきます。

それでなくても物覚えの悪い私ですが、食意地だけは張っているので食事メニューを思い返すようにしています。

私の場合は料理ではなく何故かそれを盛った器からたどったほうが早く思い出される。

丸い、四角い、小さい、大きい、長い、薄い、深い、、、、

どの器を使ったかで思い出すことができます。

ちなみに夕べは、アジとイカのお刺身(今、旬の魚だから美味しい)

キュウリ・わかめ・春雨の酢の物(ゴマが無かったのでふりかけをトッピング)

卵豆腐(木の芽のシーズンになると何故か毎回夫が買ってくる)

ステーキ(ヒレが食べたいがお高いので我慢してモモ肉にする)

カボチャ・海老・ピーマン・トマトなど付け合わせ(冷蔵庫にあるもの)

どの器を使ったかなあと考えると必ず思い出します。

食材を購入する、調理する、器に盛る、その過程も思い出されます。

 

記憶をたどるには具体的でイメージしやすいものがあると早く結びつくようです。

高齢者施設でのボランティアで使うクイズも、

記憶に働きかける題材として、対象者に直接響く時代のもので対象者の生活に浸透していたもの、

例えば日常品、家電とか車とか当時のファッションとかを使うとそこから記憶へ結びつき話が広がっていきます。

認知機能への働きかけとして効力を発揮します。

 

「学校はどうだった?何かあった?」

この漠然とした問いかけに、子どもたちは迷うのです。

私たちは何について、どう尋ねたら良いのでしょう?

「給食は何食べた?」

これが一番答えられやすい気がしますが、食への興味のない子もいますよね。

具体的で興味の持てる活動がそもそもあれば良いのですが。

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