療育手帳は福祉サービス利用の際に必要なもので、
デイサービスやガイド、ショートステイ、その他電車や市バス、公共施設等の割引など、
すでに利用されている方はたくさんおられると思います。
しかし、お子さんの状態によっては使づらいこともあるかと思います。
子ども自身がその活動をエンジョイできているかどうか、
そこを基準として内容や時間利用を考えてみましょう。
人や環境などまわりの状況の変化がしんどいタイプのお子さんもいます。
その場合、なるべく同じスタッフ(場所によっては利用者)や変わらない環境で、定時の利用から始めてください。
安定した利用ができるようであれば、スタッフや時間、内容などから、どれか一つだけ変化を増やします。
目や耳から入る多くの情報を整理できずに疲れてしまうお子さんもいます。
沢山の活動がある場や多くの人がいる場で長時間過ごさなくても良いように、サービス利用の仕方を考えてみましょう。
サービス利用ができるからといって、無理に使う必要はありません。
子どものニーズに合わせて、上手に活用してください。
自立課題例:時計の組立