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2019/2/1

プリアンプ 取り外し

2010年02月21日 23時29分19秒 | アマチュア無線(EME)
今日は所用があったので、それが一通り終わり、夕方になってから、
寒風の下、以前の記事で、壊したかもしれないプリアンプを取り外しました。

以前から気がついてはいたのですが、屋外から持ち込んでじっくりみて
みると、アルミダイカストのケースが粉を吹いています。

特に、ケースを締め付けているステンレスボルトが接触をしている、ねじ穴周辺がひどいことになっています。

これって、いわゆる、アルミとステンレスによる「電食(電蝕)」ってやつですね。

白い粉は、アルミが融けたものでしょうか。
その腐蝕はボルト穴の周辺が一番ひどいのですが、同軸コネクタの周辺にも広がって
いました。

その腐蝕のせいなのか、気密性が失われていたようで、プリアンプのアルミダイカストの
ケースを開けると、中に数粒の水滴が認められました。
結露なんでしょうね。

さて、アルミとステンレス、電食を起こしやすい組み合わせとはいえ、なぜ、これだけ
ひどい状態なのか、考えてみました。


今回、プリアンプへの電源は、(+)のみを別ケーブルで送っていましたが、
(-)は、同軸ケーブルの外皮側を利用していました。
そのため、おそらく、この直流がプリアンプケースを回路の一部として流れたことにより、
電食を進めてしまったでは?と思うのですが。

と、いう仮定が正しいとすれば、+、-とも、正規の電源コネクタに供給し、ケース側に
電流が流れない(流れにくい)状態だったならこれほどひどくならなかったかも?
なんて思っています。

次はこのようなことに気をつけて電源を供給し、さらに、ボルト自体が水濡れしないように、ボルトやねじ穴をコーキングするなど改善してみたいと考えています。

さて、今日は取り外し~分解~電食粉清掃までで、肝心の動作チェックはできませんでした。

#でも、壊れているんだろうなぁ。。。


今回のことを教訓に、より良いシステム作りを目指すことにしようっと。