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久しく更新しなかったらIDとパスワードを忘れてログインできなかったこのblogですが、復活しました♪
2019/2/1

電波防護指針

2009年04月18日 23時12分10秒 | アマチュア無線(EME)
晴れ。

アンテナ工事なし。



本来の垂直偏波を水平偏波にして、2列2段にする場合どのような注意点があるか、などといくつかの質問事項をアンテナメーカに電子メールで問い合わせてみました。

すると、次の日には詳細な図面とともに丁寧な返信が。

さらに、再質問のついでにビームパターンをも依頼したところ、それについても土曜日だというのにわざわざ作成して送ってくださいました。

せっかく迅速に対応していただいたのですから、当局もいただいた資料を基に電波防護指針の基準値をクリアしているか確認してみることにしました。

どうせ、今後必要になるであろうから、と、最近やっと使えるようになってきたJW-CADを使って、「自宅を中心としてご近所の位置関係が分かる平面図」と「アンテナを横から見た立面図」を作成するところからはじめました。

そのCAD図面にメーカからのメールに添付していただいたビームパターン図を重ね、それをトレースして取り込み、と、なかなか見栄えよく上手に(?)作成できました。

で、それらの作った図面上からご近所までの距離を割り出して、最後に、JARLのホームページにある自己点検表に値を代入していきました。

わざと厳しい値を入れていくとNGになるケースがあるけれど、普通に読み取れる値を代入してざっくり計算してみたところ、おおよそ大丈夫のようかな?
(地上高*mで、出力*Wとしたとき)

#鉛筆のなめ具合で結構変化しちゃいますね。

後日、距離や俯角減衰量パラメータに変化をつけて他にも何パターンか、取ってみようと思います。


勢いで面倒な図面を作成したことでちょっとだけ前進した・・つもり。


アンテナ準備

2009年04月11日 15時56分51秒 | アマチュア無線(EME)
いやはや、暑いですねぇ。

まだ4月なんですが・・。


昨日(10日)の午後と今日(11日)の午前に、2mの11エレスタックをそれぞれ一組ずつ地上で組み立てました。

途中、まだ小学校に入ったばかりで早帰りの子供がまとわりつくのに耐え、時々一緒に遊びながらも、防水のほか、できるだけ水平、垂直、それぞれのアンテナの向きに気をつけながら組み上げました。

しかし、地上で組むアンテナはでかい!

こんなの4本もマストの上に上がるのだろうか・・。

組んではみたものの、どうやって上に上げるか思案中。

その前に、クロスマウントが2個不足していることに気がつく。

そういえば、今までは、スタックブームとメインマストは仰角ローテータでしたのでクロスマウントが必要なかった。
そんなアンテナが2組あるということは、クロスマウントが2つ足りないということで・・。

これを調達するまではマストに上げられません。

それまで、作業手順を考えておくことにしましょう。

そして、子供が庭で遊んでいるときに怪我をしたり、エレメントを曲げたりしないように、できるだけ隅っこに立てかけて縛り付けておきました。

次回の作業日はいつになるでしょう。。

それと、滞っているリニアの調整にも取り掛からなければ・・。

2m分配器を分解

2009年03月20日 17時10分21秒 | アマチュア無線(EME)
某社の144MHz用スタック分配器を分解して見ました。



チャポン、といっていた水は、結構な量が入っていました。(ヤクルト容器1/3ほど?)

どうも、コネクタをとめているビスの部分がウィークポイントの様です。

経年劣化もあるでしょうし、夏の暑さや冬の寒さでわずかながらの隙間が出来たり少しずつ進入した水や水を含んだ空気が結露となって溜まっていったのでしょう。

構造が分かったので、もうひとつの分配器も分解して見たところ、水こそ入ってはいませんでしたが、やはりビスの周辺には侵入痕がありました。











磨いて、あとは防水と接触不良防止を狙って、PENETROX(現 TENA MATE)を接触部分に塗っておこうと思います。

また、元通りに組んだ後は、ビス周辺も念入りに融着テープを巻くなどして水に触れないようにしておこうと思います。

しかし、こんなところマストに組んでしまってからだと絶対に見つからない、もしくは見つける機会など無かっただろうなぁ。


アンテナメンテナンス

2009年03月17日 22時44分48秒 | アマチュア無線(EME)
久しぶりの日記です。

2~3月は仕事や取り巻く環境の中での行事等で何かと忙しく、また、暇があっても寒くて動く気がしませんでした。
やっと春めいてきたので、急ピッチで色々と事を進めようと思っているところです。

今日は、先日の休日出勤の代休だったので、かねてからの懸案であったアンテナ整備をしました。

2mスタックのSWRが悪くなっていたので、きっと同軸などの伝送系だろう、と思って今日は徹底的に調べて見ました。

今ある11エレ×2に、昨年、師匠からいただいてきた同タイプのアンテナを組み合わせて11エレ×2×2にしようと思っているので、ちょうど良い機会です。

まず、アンテナを外して直下プリアンプのところにダミーを取り付けてみました。
予想では、この間に不具合があるはず・・。
ところが、予想に反してSWR1.0~1.1。 ・・・いいじゃん・・(ホッ)

後残っているのは、アンテナまでの間の数mのケーブルと分配器(スプリッタ)、そして放射器(ドリブン)のみ。

夜になって、これらを部屋に持ち込み、チェック。

このアンテナも以前、ローカルからのもらい物ですので、きっとコネクタ部かも。なんて当たりをつけながら、まずは片方のケーブルをチェックするも、OK。

?はて?

反対側のケーブルを取り外すために分配器を持ち上げると・・。

『ちゃぽん!』

「え!?」 どうやって入り込んだのか、中に水が入っている模様。

分配器に2台のダミーを接続し、SWRを計ってみると・・、果たしてこいつが原因でした。

SWRの値が悪いだけでなく水の影響か不安定にふらつき、それにつれてパワーもふらつきます。

そういえば、最近、EMEをしていてもパワーがふらつくことがあり、てっきりトランシーバが悪いものだと思っていました。

恐ろしや・・。

今回、全部をバラす機会があったので、細かくチェックして原因を発見することができましたが、それが無ければきっとなかなか見つからなかったかもしれません。

アンテナの数が多くなればなるほど故障するポイントが増えて、日ごろのメンテがますます大変になりそうです。

何はともあれ、今回はこの故障ポイントがつかめて良かったです。

***

ところで、この不具合分配器ですが、今のところビスが硬くてばらせません。
振っても水が出てこないのですが・・。

結露だとすれば、息が出来るように穴をあけておく方が良いかもしれません。

何とかしてこじ開けて、水を出して乾かして、、、。これで復活してくれるでしょうか?

それともいっそのことオープンワイヤーにしましょうか?

EME雑感

2009年02月14日 11時05分16秒 | アマチュア無線(EME)
WSJTのおかげで月からの信号を比較的簡単に聞くことが出来るようになりました。

でも、本格的にEMEを続けようと思うと、本当に色々なことを知っていなければならないし、新しいことを勉強していかないと出来ない究極のアマチュア無線、ということを実感しています。

リニアひとつ増えただけでも、高圧の知識、技術
プリアンプだって、工作の技術、デバイスの選択
アンテナの制御だって、ケーブルの処理、配線の工夫
アンテナ、リグもいろいろな制御や動作の工夫などなど

メーカ製の大型アンテナを業者に取り付けてもらって、快適なシャックで運用しどんどん交信局数を増やせる恵まれた局も世界には大勢いますが、費用が限られていて、ジャンクが出てくるのを待っている当局には夢のまた夢。。

ひとつひとつ工夫して、あるもので間に合わせるしかないし、それに掛ける時間も限られているという中では、本格的なEMEの実現にはなかなか道遠し。です。

でも、それが楽しいし奥の深さを実感できて、本当にこの領域に足を踏み入れて良かったなぁ、と思っているところです。

そんなことに思いをめぐらせていますと、何から何まで少ない情報を貪欲に集めて一つ一つ克服していき、EMEを実現していったOMたちが神様のようです。

***

Azローテータ回転中に同軸ケーブルを引っ張ってしまったようで、SWRがかなり悪くなってしまいました。
こちらも直さなければ。。

人からもらった8DFBケーブルに付いていたNPコネクタを取り外して再利用準備中です。(^^ゞ

N型コネクタってちゃんと取り付けられていないことが多いですね。
大体、分解して見るとおかしな取り付け方で、そのまま使わなくて良かった。と思うものばかりです。

もらい物なんで文句は言えませんが・・。