和歌山・熊野三山、熊野古道を歩く旅計画を立て、準備を進めてきました。
会社の休みを21日と24日にいただき、仕事が終わった19日の夜、
22時に出発しました。
和歌山までは長い道のりです。普段なら下道で用賀インターまで
行くことが多いのですが、今回は距離が長いので三郷南インターから
入り、久しぶりに外環~首都高~東名を走り、和歌山を目指しました。
軽自動車エブリィバンでの旅なので、エンジンに余裕がなく、
スピードも出ず、運転も疲れるものでした。サービスエリアで
休もうとしても、トラックで満車状態で、ゆっくり休めませんでした。
名古屋に入った頃、もう少しだと思いつつ、名古屋港の夜景を高架道路から
眺めながら走り続けました。
三重県熊野市鬼ヶ城に到着したのは朝の5時ごろ。車を停めて仮眠を取りました。
外からは「海がきれい」といった声が聞こえてきて、目が覚めました。
その後、遊歩道を途中まで歩き観光しました。
串本町へ向かう途中、花窟神社で参拝を行い、道の駅で休憩をしながら海を眺めつつ
南下しました。そして、橋杭岩に立ち寄り、本州最南端の石碑に向かいました。
やっと訪れることができ、石碑と共に記念撮影を行いました。
高台に椅子を持参して、海を眺めながらコーヒーを飲む時間が欲しいと思いました。
その後、鯨の町である太地町を訪れました。鯨の博物館に入りたいと思っていたのですが、
時間が遅かったため、今回は諦めることに。捕鯨の町であることは知っていましたが、
入り江の船着き場を見られたのは良い体験でした。近くには温泉宿もあり、便利だと感じました。
翌朝は早起きをして、大門坂、熊野那智大社、那智の滝、熊野本宮大社、大斎原の大鳥居を巡り、
充実した時間を過ごしました。たくさんのパワーをいただきました。
さらに翌日は高野山を訪れました。私の名前が「高野(こうの)」ということもあり、
いつか行ってみたいと思っていた場所です。高野山の空気は厳かで、仏教について
初めて知ることも多く、とても勉強になりました。
当初の計画では高野山から鳥羽へ向かい帰路につく予定でしたが、妻に誘われて
「京都の天橋立」に行くことにしました。
以前から計画していたものの実現できていなかった天橋立。遠かったですが、
その美しい景色を見られて良かったです。さらに伊根町の舟屋の観光も楽しみました。
帰りは舞鶴、福井、金沢に寄り道しながら富山で一泊する予定でしたが、トラブルがあり、
そのまま帰ることに。
途中、富山で休憩しつつ、上信越道を通り無事に帰宅しました。
運転は疲れましたが、新しい景色や仏閣に触れ、多くの感動を得た素晴らしい旅でした。