物好き親父の思惑としては、電気代抑制っていうよりは昔ながらの薪ストーブの暖かさが自宅に欲しいって単純な発想だったのだが、原油高で年々上がり続ける電気代を考えれば、物好き心を満たす目的よりは経費削減の方を重要視せざるを得ない状況になってきている。。。
ちなみにペレットストーブの原料となる木質ペレットとは、間伐材や建築廃材、オガクズ等の従来であれば廃棄されてた木質資源を細かく粉砕し、ペレット状に固めた燃料の事で、製造過程で水分調整されている事から熱効率も良く、燃えた後の灰が少ない事も特徴。
ストーブ本体については、灯油ストーブと同じようにFF式(岩手型など)もあり、安全装置も装備されている事から、高気密高断熱住宅への採用も問題のない仕様なのだ。
更に、世界規模で進む地球温暖化対策としても、燃料の原料自体が木材である事から、燃焼の際に排出されるガスは木の生長過程で吸収したCO2分のみであるため、カーボンニュートラルな暖房方法なのである。
お隣岩手県は木材資源が豊富な県でもあり、随分と前から木材の利活用としてペレットストーブの開発を進めてて、数年前には岩手型ペレットストーブをサンポットと共同開発し市販に結び付けている。
更に県内への普及策として設置費用の補助制度だとか燃料となる木質ペレットの販売網の構築、購入の際の補助として割引チケットの発行だとか、県をあげて普及に努めてきている。
それに遅れる事数年、秋田県は今年度補正予算にペレットストーブの普及を目的として県民にモニターを募り、広く運転データを収集しようとしている。具体的には県内の一般家庭に10台のペレットストーブを設置し、ストーブ・ペレットのデータを6年間収集しようとするもの。
物好き親父が食い付いたのは、1軒あたり上限42万円を補助しデータ収集後はストーブ本体を無償譲渡するって事。昨年末潟上市に県内初となるペレット生産工場も出来た事だし、良いタイミングって訳で早速モニターに応募したのだ。
正直、興味は充分あったのだが、ペレットの入手ルートが秋田県になかった事と、40万円を超えるストーブ本体価格、そして他の暖房方法と比べてランニングコストがどうなのかが見えない状況では、いくら物好きだとはいえ二の足を踏む状況だったのだが、このうち2つが解決されるとなれば手を上げるしかないでしょう。
って事で、現在は合否の結果待ち。
どうなる事やら。。。
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