
この業界で生きて行くんだったら、身に染み付いていて当たり前の思想。申し訳ないがこんな事に時間を費やしている状況にはない。
明らかに欠落していて未だに気付いていないのは、品質保証と品質管理の意味合いの違い。これまでの体制のどこに問題があり、確実な再発防止には何を改善しなければならないのか、検証作業に目を背けている部分があれば失敗を繰り返す事は目に見えている。
具体的な作業内容はやる事が決まっているから心配はしていない。但しその一つ一つの作業を間違いのないよう確実に施行させるためには、小手先の管理体制で許される訳がない。品質保証に責任を取れる者がこれまでの体制を徹底的に検証し、新たな管理体制を明確に設計し、それに則った品質管理を遂行しなければ受け容れられない。
目を背けていると感じられる部分は何なのか。同じ思想の人がいくら頭数を揃えても、いくら時間を費やしても本質は見えて来ない。自分達を冷静に検証してくれる第三者に評価してもらうのが一番の近道だし、それしか方法がないと思う。マネージメントしてあげたい気持ちはあるが、残念ながら立場上それを請け負う事は出来ないし弁えて欲しい。