DFEの屋根裏BLOG

違和感…

車の移動中、岩手の中学生の自殺の報道を見てて
倫理観を欠いた報道に違和感と怖さを感じた…
キャスターもコメンテーターも親御さんも、寄って集って担任の先生の対応・学校の対応の悪さが自殺を招いたと言わんばかりの内容に終始

確かに先生にも少なからず責任はあるでしょう。
但しあの子の一番身近にいて育てる責任があって心の拠り所になるべきなのは誰よりも親なんだから、異変に気付かなかった責任は大きいはず。先生とのやりとりを記したノートだって日頃から見る気になれば見れたはず…

何故かテレビでは誰一人触れなかった虐めてた側の責任。
虐めてた子供にも当然重い責任はあるけど、一番責られなければならないのは、その親じゃないかと思う。

とにかく手っ取り早く先生だけに責任を押し付けて、報道機関も含めて責立てるような数の力を借りた虐めには、強い違和感を覚えたし、先生自身が潰されるんじゃないかと怖くなってきた。

実際、教職員の自殺や定年を待たずして離職する先生が首都圏を中心に多くなっているという。何か問題が起きれば全て先生の責任にされる風潮が当たり前だとすれば、これから先生という聖職を目指す子供が居なくなるんじゃないかと思えてくる。実際そんな事を感じてる先生の卵もいるし…

良識ある大人たちは、守ってあげられなかった事を真摯に反省し、どうすれば守れたかを考え、二度と起こさせない環境を早急に作らなければならないし、良識ある報道機関は、倫理観を持って偏りの無い報道を心掛けて欲しいと思う。

(合掌)
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