大沢郷戦…新調したバット片手にいつもより気合いの入る諒選手。しかし立上がりから3打席連続三振によっぽど自分の不甲斐なさを感じたんでしょう。初めてグラウンドでまともな悔し涙を見せました。コーチに慰められながら気持ちを入れ直して望んだ4打席目。2ストライクと追い込まれつつも渾身の力で放った打球はセンターの頭を超え、初めての3塁打となりました。午後からの刈和野戦では何かが吹っ切れたんでしょう。いつもの緊張した顔が何処かへ吹き飛び、終始笑顔でグラウンドに立つ諒選手がいました。 初めて見せた悔し涙とそれを自分の力で乗越えた精神力、息子の成長を確信した記憶に残る一日となりました。