・朝も夜もゲーム漬け…壊れていった親子の会話
「この子、もう人間じゃないみたいなんです…」
母親の声は震えていました。17歳の娘は学校にも行かず、昼夜逆転。
スマホゲームとSNSに夢中になり、食事中もイヤホンをつけたまま。会話もなければ、目も合わない。
注意すれば暴言、スマホを取り上げれば暴力。
「病院にも連れて行きましたが、本人が拒否してどうにもならなくて…」
医療機関や行政に相談しても、明確な打開策は見えず、母親は心が折れかけていました。
そんなとき、最後の手段として見つけたのがJECセンターでした。
JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設に入所しても、娘さんはしばらく心を閉ざしていました。
しかし、日々の生活の中で、スタッフとの関わりや心理宿泊休養を通じて、少しずつ自分の気持ちと向き合えるようになっていきました。
やがて彼女は、自分がゲームに逃げていた本当の理由に気づきます。
「お母さんは、わたしのこと全然見てなかった」
「兄ばかり褒められて、私は怒られてばかりだった」
その言葉は、母親への反発ではなく、傷ついていた自分の心の叫びでした。
JECセンターでは、そうした“気づき”を大切にし、本人が自分の想いを言語化できるよう支援していきます。
そして心理宿泊休養の最終段階で、彼女は母親に自分の気持ちを直接伝えることができました。
卒業後、娘さんは家に戻り、母親との会話が増えました。
「今日はこんなことをしてきたよ」
他人からみれば何てことのない会話でも、母親にはその会話一つひとつに深い感慨がこもっていました。
JECセンターでは、問題行動を止めさせるのではなく、“なぜその行動を取るのか”という背景にある心理に焦点を当てています。
ゲーム依存も、ホスト通いや風俗勤務も、すべて「心のSOS」の一形態です。
その根本を見つめ、本人が気づき、家族とつながり直すことが、真の回復につながる――それがJECセンターの心理宿泊休養の大きな目的です。
また、JECセンターでは、受診を拒むお子さんや発達障害を持つ方への対応も行っています。
今の環境を一度離れ、本人にとって安全で信頼できる場所に身を置くことが、回復のきっかけになることも多いのです。
再発を防ぐためには、親御さん自身が接し方や距離感を見直し、信じて見守る姿勢を持つことが必要です。
JECセンターでは、卒業後の親子関係の継続的なサポートも行っています。
本人が来られない、もしくは来たがらない場合でも上記に記載している電話番号やメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが決断し、相談、見学、面談という行動を起こすことで状況は大きく変化するきっかけになるはずです。
「もうダメかもしれない」そう思ったその時こそ、私たちにご連絡ください。
回復の糸口は、そこから始まります。
家庭内暴力、パーソナリティ障害、
ホスト通い、メン地下、メンコン、パパ活など
まずは無料相談をご活用ください。