・「ホストに会えるから今日も頑張れる」——娘の目が笑っていなかった日
「〇〇ちゃんが帰ったら寂しくなっちゃった」「ホストになる前に出会いたかった」——スマホ越しにそんな言葉をもらって喜ぶ娘の姿を見て、最初は「楽しそうで何より」と思っていました。
でも、次第に生活リズムは崩れ、昼夜逆転。
バイト代はすべてホスト通いに消え、家族との会話はほとんどなくなりました。
ある日、久しぶりに話しかけると「放っておいて」と冷たく言われ、親として情けないやら、怖いやら。
どう接していいかもわからず、毎晩スマホの通知音にさえ不安を覚えるようになりました。
このような「ホスト依存」「推しに溺れる」現象は、今や珍しいものではありません。
しかし、単なる娯楽や恋愛の延長ではなく、心の空白や家族との関係に深く根差していることも少なくないのです。
JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設に入所したある娘さんの話があります。
彼女もホストに強く依存し、「あの人といられる時間だけが自分の価値」とまで語っていました。
ですが、心理宿泊休養が進む中で、少しずつ自分の心に触れるようになります。
そして浮かび上がってきたのは、「お母さんにもっと見てほしかった」「本当は甘えたかったのに、怒られるのが怖くてできなかった」という深い想いでした。
JECセンターでは、娘さん自身がそうした感情に気づき、それをことばにして母親に伝える時間を丁寧に設けています。
その結果、「私は間違ってばかりだったけど、お母さんに嫌われたくなかった」と泣きながら話す娘さんの姿に、母親も初めて気づいたのです。
「この子は私を困らせたくてやっていたんじゃなかった」と。
心理宿泊休養を終えた今、娘さんは家庭に戻り、以前よりも母親との会話が増えました。
「一緒に料理をするようになったんです」と笑う母親の声が、何よりの証拠です。
「どうにかしてやめさせたい」と焦る気持ちは自然なものです。
でも、行動だけを止めさせようとしても、心の根っこにあるものを無視していては、再発のリスクは高くなります。
JECセンターでは、娘さん自身が自分の心に向き合える環境を提供すると同時に、親御さんにも「どう関わるべきか」「信じて待つとはどういうことか」を丁寧にお伝えしています。
JECは、精神科受診を拒む子や発達障害を抱える子への対応も行っています。
今の家庭環境から一度距離を取り、心を整える空間としての価値は非常に大きく、早期の対応がその後の人生に大きく影響を与えます。
娘さんの目を覚まさせたい、けれどどうすればいいのかわからない——そんな時は、どうか一人で抱え込まず、JECセンターへご連絡ください。
卒業後も、困ったことがあればいつでもご連絡いただける体制を整えています。
「まだ大丈夫」ではなく、「今、できることがある」と気づいたときが、回復への第一歩。
本人が来られない、もしくは来たがらない場合でも上記に記載している電話番号やメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが決断し、相談、見学、面談という行動を起こすことで状況は大きく変化するきっかけになるはずです。
親御さんが希望を持つことが、娘さんの未来を照らす光になります。
家庭内暴力、パーソナリティ障害、
ホスト通い、メン地下、メンコン、パパ活など
まずは無料相談をご活用ください。