・「包丁を突きつけられた」母からの切実な電話相談
「警察を呼んでも、“家庭の問題だから”と動いてくれませんでした」
JECセンターにかかってきた一本の電話は、震える母親の声から始まりました。
高校生の息子が、過去に叱られたことを根に持ち、ことあるごとに母親に仕返しのような暴言や威圧を繰り返すようになったのです。
ある日、夕食の準備中に包丁を手に取り、「こうなったのはお前のせいだ」と言い放たれた瞬間、母親は「このままでは命の危険すらある」と感じたと言います。
それでも母親は、「息子が怖い」でも「息子を信じたい」「見捨てるのは違う」と自ら行動を起こすことができませんでした。
そんな時、夫が冷静に状況を見極め、JECセンターへの相談を決断したのです。
JECセンターでは、暴力や仕返しの背景には、発達障害(ASD・ADHD)やパーソナリティ障害の傾向、自己肯定感の不安定さ、家庭内の関係性の歪みなど、複合的な要因があると捉えています。
行動を抑えるだけの対症療法ではなく、「なぜそのような言動に至ったのか?」という心理的な根本原因にアプローチし、親子双方に寄り添った支援を行っています。
母親の多くは「離れたくない」「嫌われたくない」「見放したと思われたくない」という気持ちから、問題を直視できなくなっているケースが少なくありません。
その一方で、過去の事例から見ると、父親が決断と覚悟を持って行動したとき、問題解決の糸口が開かれることが多いのです。
JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設が提供する「心理宿泊休養」は、心の安全基地としての役割を担います。
暴力や反抗の奥にある不安・孤独・劣等感といった感情を、専門の心理スタッフとともに紐解きながら、自己理解を深めていきます。
また、自由度の高い静養環境で過ごす中で、自分自身を見つめ直す時間が確保されます。
同じような経験を持つ仲間との交流も、心の回復には重要な要素です。
寂しさを抱えながらも「自分だけじゃない」と実感できることで、自尊感情の回復にもつながっていきます。
お子さんに発達障害やパーソナリティ障害の傾向がある場合も、JECセンターでは専門的な支援体制のもと、適切な関わりを行っています。
心理宿泊休養を修了する頃には、多くのお子さんが落ち着きを取り戻します。
しかし、家庭に戻った後の接し方や環境が変わらなければ、再発の可能性はゼロではありません。
JECセンターでは、親御さんにも“接し方”や“距離感”の見直しを丁寧にアドバイスします。
「信じて見守る」という姿勢を持ち、子どもの自立を促す関わりを学ぶことが再発防止のカギになります。
もし卒業後に不安や問題が再び生じた場合でも、JECセンターはご家庭の伴走者として、いつでも相談を受け付けています。
本人が来られない、または本人が来たがらない場合でも上記に記載している電話番号やメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが勇気をもって決断し、行動を起こすことで状況は大きく変化するきっかけになるはずです。
「一人で抱え込まないでください」というメッセージは、どの親御さんにも届いてほしい私たちの願いです。
家庭内暴力、パーソナリティ障害、
ホスト通い、メン地下、メンコン、パパ活など
まずは無料相談をご活用ください。