サンダンカ
喜び・謹厳・可憐・神様の贈り物

助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。
マザー・テレサ
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すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。
彼は世にいた。
そして、世は彼によってできたのであるが、
世は彼を知らずにいた。
彼は自分のところにきたのに、
自分の民は彼を受けいれなかった。
しかし、彼を受け入れた者、
すなわち、その名を信じた人々には、
彼は神の子となる力を与えたのである。
それらの人は、血すじによらず、
肉の欲によらず、
また、人の欲にもよらず、
ただ神によって生まれたのである。
(ヨハネ福音書1:9~13)
一人も漏れることなく、わたしはあなたを愛しているよと言われる神さまの愛が地上に降りてきたクリスマス。
御子イエス・キリストの御降誕を心から感謝し、お祝いいたします。
今年のクリスマスはローマ教皇来日の空気のなかで
神さまの愛に触れられた人、
本当の神さまを知りたいと気づいた人が多くおられます。
クリスマスは教会へ。
自分をつくり、生かされている神の愛の中へ還りましょう。
そして残酷なアフガンの中村医師の悲劇に世界中が悲しみに包まれて祈る時になっています。
2019年前、イエス様がお生まれになることを知ったヘロデ王は、
ベツレヘムとその近郊の2歳以下の男の子をすべて殺しました。
神の子キリストが生まれることを恐れたのでした。
けれど、神のご計画は成就しました。
天使たちが働きました。
イエスさまは貧しい馬小屋で乙女マリアの胎を通してお生まれになりました。
神の子の誕生は、豪華な宮殿ではなく、貧しい馬小屋だったのです。
「恐れるな、見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなた方のために救主がお生まれになった。この方こそ主なるキリストである。あなたがたは、幼子が布にくるまって飼い葉桶の中に寝かしてあるのを見るであろう。それがあなたがたに与えられるしるしである。(ルカ2:10~13)」
天使のお告げを聴いた貧しい羊飼いたちがお祝いに駆け付けました。
東方の博士たちは星の導きで馬小屋をたずねてきました。
そして生まれたばかりのイエスさまをひれ伏して拝み、黄金、乳香、没薬などの高価な捧げものをささげました。
アドベント(待降節)の喜びと共に、
痛み苦しみ悲しみ憎しみ、
様々な悪も共にある人間社会に
「わたしがいるよ」
と言われるインマヌエルの神がこられました。
神が人の中に降りてこられたのです。
この神さまはイエス・キリストJesusChrist
クリスマスの主です。
今も
過去も
未来も
永遠までも
共にいてくださる愛と平和の主なる神です。