だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 スケール感に圧倒!!《ジョン・スタッブルフィールド(ts)》

地を這い・低くえる・・・バリトン
を上げ続ける・・・・・ソプラノ
嵐の如く叩きれる・・・・ドラム
表現力のスケール感に倒され!!
②『カウンティン・オン・ザ・ブルース』(87)
《Countin'On The Blues/John Stubblefield(ts)》
YouTubeリンク:https://youtu.be/FGyT3yTig44 
ジョン・スタッブルフィールド(ts,as)、ハミエット・ブルーイット(bs)、
マルグリュー・ミラー(p)、チャーネット・モフェット(b)、ヴィクター・ルイス(ds)。

初リーダ作は31歳で『プレリュード』(76)。
その後、もっと活躍しててもイイはず。
J.コルトレーンの世代を担うテナーマンと、言われたが。
『コンフェッシン』(84)の発表まで、かず飛ばずでパットしなかった。

単純に「ノレル」テーマなど無い、中には「なんじゃコリャ」というものも。
アドリブが横無尽に駆け巡り、演奏の存在感がとにかくデカイ。
音数多く・切羽詰った圧力が押し寄せ・迫ってくる。

曲の進行を雑怪奇にテンションを高めるのはルイスのドラム。
単純なシンバル・レガートは全く無い。
「ノリづらい」メロディーと絡み合うドラムに叩き倒される。

1回聴くと、ア然。だが、3度も4度も聴けば聴くほど圧倒される。
ドラムの大きなウネリ&横無尽に吹き荒れるサックスとの絡みが凄い。
そして、登場するのがバリトンのH.ブルーイット。
ソプラノ&バリトンの競演にド肝を抜かれる。

地を這い・低く吠えるバリトン、鳴を上るソプラノそして、
嵐の如くれるドラム。
こんな存在感のデカイ演奏はチョット無い。
スタッブルフィールド世界観の一部を垣間見た。

 

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