見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№16 空を舞う半狂乱「べらんめぇえ~」《ブッカー・アーヴィン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ブッカー・アーヴィン」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
「人間臭い」・「臭い」奴!
初ライヴ録音、空を舞う半乱「べらんめぇえ~」!
A・B面通し1曲・約30分、々と延々とアーヴィンが!
一句
 “ これでもか 魔はさせぬと 吹き続け ”
 
⑯『ラメント』(65.10)
《Lament for Booker Ervin》(右:オリジナル・ジャケット)
ブッカー・アーヴィン(ts)、ケニー・ドリュー(p)、アラン・ドウソン(ds)、
ニルス・ヘニング・ヘルステッド・ペデルセン(b)。
《Booker Ervin Blog紹介》

この⑯以降のレコードは死後のリリースorサイドメン加入の演奏を紹介。
当⑯はアーヴンがEU移住後(65~66年)のライヴ録音。
西独ベルリン・フェスでの初ライヴで、死後リリースされた。

⑩『The Trance』⑪『Setting Pace』(65.10.27)はベルリンでの録音。
当⑯はその2日後の録音でメンバは異なる。
初登場はピアノのK.ドリュー、ベースのペデルセン。
何れもEU住のメンバ。

とにかく・とにかく演奏が長く、A・B面通して1曲
アーヴィンのアドリヴが延々と延々と続く。
約28分の演奏、全てがアーヴィンのアドリヴ。

ピアノにアドリヴが渡されるタイミングがあったが、
「うずうず」とアーヴィンがそのまま、結局1人でアドリヴを。
エンディングはドウソンが強引なドラミングで打ち切る。
アーヴィンのアドリヴは「切れトンボ」のように・・・・・。
 一句
  “ これでもか 魔はさせぬと 吹き続け ”

「半狂乱か、全乱か?」
「べらんめぇえ~」強烈に・何度も繰り返す。
EU移住後の決めセリフ「これでもか」と、しつこく伸ばすハイトーン。
「クェッ・クエッ」半狂乱・繰返し・鶏の首絞音。

初のライヴ録音は、空に舞う半狂乱「べらんめぇえ~」!!
こんな「人間臭い」・「臭い」ルール無視の奴、他に居ない。
 
♪~♪  1人で最初から期までアドリヴを・・・半狂乱のように
《Booker Ervin Blog紹介》

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX B《ブッカー・アーヴィン》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事