№1 跳ぶ音！胸どきに《マット・マルーチ(ds)》

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ジャズドラム「マット・マルーチ」のレコード紹介です。♪～♪
 

メンバも・Marcoレーベルも、知らない！
ヒステリックに喚き散らす、リチャードソン！
ごつい・粗削で「熱量」たっぷり、アドコック！

一句

　“　知らぬ奴　跳び出すテナーに　胸躍る　”

①『エクステンシティ』(82)　　

《Extensity/Mat Marucci》
マット・マルーチ(ds)、ダグ・リチャードソン(ts,fl)、

トム・アドコック(ts,ss)、ルー・マシューズ(p)、

ルイ・スペアーズ(b)。

このUSグループ、誰一人として知らない。

リーダは、ドラムのマルーチ。

だが、アドコック(ts)が気になり買ってはみた。
テナー２本、リチャードソンのアドリブは１曲だけ。

全面的にアドコックが展開していく。

演奏はロスのカーメロ・ジャズクラブでのライヴ。
レーベルはこれ又、初めての「Marco」。

ライヴとは思えぬ良い録音だ。

　一句

　“　知らぬ奴　跳び出すテナーに　胸躍る　”

A#1のテーマ曲が楽しめる。

アドコックのテナーは最初のアドリブ。
太く・ごつい、粗削りだが「熱量」のある音だ。

 

続いてリチャードソン、後ろ髪を引かれる程乗りが悪い。
ヒステリックに喚き散らす音はエキセントリック。

刺激的でで面白いアドリブはこの曲だけ。

初物だが、リチャードソンのレコードを探す楽しみができた。

 

♪～♪ A#1の曲、ヒステリックに喚き散らすリチャードソンをお聴きください。