だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1(伊) 「女にモテル」?? だからイタリア?《フランコ・アンブロゼッティ(tp)》

19歳でトランペットを片手にスイスからタリアへ。
「やっぱ、テルならイタリアだべぇ~~」・・・と。
バラードを「とことんるく」仕上げる程の天然陽気?
③『ア・ジャズ・ポートレイト』(65)
《A Jazz Portrait Of Franco Ambrosetti》
フランコ・アンブロゼッティ(tp)、フランコ・ダンドレア(p)、
ジョルディオ・アッゾリーニ(b)、フランコ・モンディーニ(ds)。

イタリアはトランペット野郎がやたらと多い。
太陽の下で育つ連中は、
ッパー・パラー」と、明るい音のペットを好む?
或いは、格好イイから?女にテルから?ペットを吹きたがるのか。
アンブロゼッティはスイス生れ、19歳でペットを下げてイタリアへ移住。
「ペットならイタリアの方が女にモテル」と、思ったのか。

メンバ全員イタリア野郎で本国録音。
イタリア移住4年後(65年)の若干24歳、初リーダ作。
アドリブを唄い上げる々しさは大変心地良い。
だが、若造のわりには冒険心に欠け、少々足らない。

太陽の申し子・イタリア野郎の明るさが良く現れている。
超有名曲『Bye Bye Blackbird』、泣かせる程のバラードで心に浸みる曲。
しかし、アンブロゼッティ、そんな哀れさ・憂いなど全くみせない。
フザケメロディーがでるほどに、とことん明るく仕上げてくる。

B#3 ハイテンポな曲。ペットに絡むドラム&ピアノのンタープレイは抜群。
このレコドで唯一みせるテンションの高いプレイ。
他の曲では淡々と叩き、弾いていた連中だが「一体どうしたんだ!」
と、目を見張る程の出来。だが、本気度はこの曲だけ。
永続きしないのも、陽の下で育つ連中の体質なんだろう。


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