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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№19 「ありきたり」に風穴を!《ソニー・スティット(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ソニー・スティット」のレコード紹介です。♪~♪
 
「ズ・ドドド・・ドドド」刺激&緊張感!
「旧態依然」のH.バップにり込む連打!
「ありきたり」スティットの一人舞台に穴を!
一句
 “ ありきたり ドラム連打で 風を ”
⑲『ムーン・ライト・イン・ヴァーモント』(77.11)
《Moonlight In Vermont/Sonny Stitt》
ソニー・スティット(as,ts)、バリー・ハリス(p)、
レジー・ワークマン(b)、トニー・ウィリアムス(ds)。
《Sonny Stitt Blog紹介》
 
T.ウィリアムスのドラムが大きだ。
1曲目から彼のドラムソロで始る、有り難いもんです。
そんな曲は軽快な乗りで勝負してくる曲が多い。

スティットとハリス(p)は「旧態依然」のH.バップ・ド真ん中。
目立つのはドラム、新なリズムの突っ込みが際立つ。
「ズ・ドドド・・ドドド」連打のスネア・ドラムが違和感&刺激を。
淡々としたドラムなら、ありきたりで・スティットの一人舞台だが。
 一句
 “ ありきたり ドラム連打で 風を ”

このレコードは国内プロデュースのDENON制作。
ウィリアムスのドラムをブチ込んできた績はデカイ。
ところが、ウィリアムスの本領発揮はこの最初の1曲だけ。
他はり来りの4ビート仕上がりで興味を引かない。

スティットには膨大な数のレコードがある。
せめてサイドメンの個性を突出させないと、
どれもこれもが似たり寄ったりで・・・、きがくる。
 
♪~♪  1曲目、「・ドドド」連打の緊張感、ドラムに注目して下さい。

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