だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 この1曲!ビバップ・ド・ハマリ《チャールズ・マクファーソン(as)》

2枚続けてビバップ・・真ん中!
イモいオヤジも、この1曲は絶好調。
アレンジの上手さでビバップ・・ハマリ!!
②『コンアルマ』(65)
《Con Alma!/Charles Mcpherson》
チャールズ・マクファーソン(as)、クリフォード・ジョーダン(ts)、
バリー・ハリス(p)、ジョージ・タッカー(b)、アラン・ドーソン(ds)。

レコード①では驚きのビバップ再来であった。
翌年(65)録音のこのレコードは?針を下すや、ヤッパ・ビバップ。
ビバップ・真ん中のアドリブがグイグイ押してくる。
2枚も続けて聴くと嫌気が刺してくる。

このレコードは靭なリズム陣、タッカーのベースが唸る。
ドーソンのドラムも力強い。そして①に続いて、ここでもハリスのピアノ。
ハリス様にんぶに抱っこのアルバム創りだ。

テナーのジョーダンにもビバップ感染、もうコラエテくれだ。
①に続き、バラードの曲「インア・センチメンタル・ムード」がイイ。
イモ臭いマクファーソンだが、不思議とバラードのンスの良さは光ってる。

レコード①、②とチグハグなアドリヴを連続して聴く。
不思議と耳&身体が慣れ、B#3の曲が面白くなってくる。
テーマのレンジの面白さからか、アドリヴが中々イイ。
チグハグな、ょうきんなアドリブがサマになっている。

1音毎にアルトとテナーが掛け合うアレンジが面白い。
ベースソロがズドン・ズドンと愉快なフレーズを聴かせる。
サックス・バトルからドラムソロへ、このエンディングは中々のもの。
 
イモ臭いオヤジも演り方次第で楽しませるレンジ勝負の1枚
 

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