№1 最初で最後！探る音《ドン・スリート(tp)》

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　ジャズトランペット「ドン・スリート」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

癖のない中域音、マイルスの香りが！

バックの巧さに隠れ、派手さもなく！

23歳初リーダ作、これが最後の１枚に！

 

これしかない’で一句

　“探る音　オンリーワンの　リーダ作”

①『オール・メンバーズ』(61)
《All Members/Don Sleet》
ドン・スリート(tp)、ジミー・ヒース(ts)、

ウィントン・ケリー(p)、ロン・カーター(b)、ジミー・コブ(ds)。

《Jimmy Heath Blog紹介》

③『Peer Pleasure』№3　原点回帰！「GROOVY」《ジミー・ヒース(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

②『Picture Of Heath』(75) №2　ドジったか？？サイドメン選定《ジミー・ヒース(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

 

軟弱男、チェット・ベイカー。似てるような？

そんなイケメンがジャケットを飾る。

ちょっと、違うとこは。

顔つきが男らしく、演奏だって男らしい。

この時、若干23歳である。
 

若手バリバリの初リーダ作。
だが、この１枚が最後を飾る。
脇役参加のアルバムも僅かで・寂しい方。

派手さもなく、堅実な音が売りのようだが。
結局、個性が乏しいからこれで終ったのでは。

サイドメンが立派。
マイルスのバックメンバを揃えまくったか。
かなりな意気込みで、売り出したのでは。

無理のない中域音のラッパがイイ。

まるでマイルスの香りがするんだが。

「ポンポン・コ～ン」ケリー節が聴こえる。

そして、マイルスもどきのラッパ？
と、思えてしょうがない。

バックメンバの巧さと比べてしまう。

そうすると、スリートの役不足感は否めない。
てなことを、考えてると。

 

この１枚で、終わるはめになった。

というのも、分かるような。

 

　１枚のリーダ作で一句

　“探る音　オンリーワンの　リーダ作”

 

♪～♪ 　どっかマイルスに似てる？この１枚で終わった演奏をお聴き下さい。