だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1  脳天気・破れラッパで激痛鼓膜《チャールズ・トリヴァー(tp)》

芯の詰まって無い・鳴りした・ラッパの音!
何も考えず・天気にラッパを吹き鳴らす!
こんな「れラッパ」音で鼓膜が破れ・・・?!

“ 破れラッパ 害者続出 破れ鼓膜 ”
①『ペイパー・マン』(68)
《Paper Man/Charles Tolliver》
チャールズ・トリヴァー(tp)、ゲイリー・バーツ(as)、
ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、ジョー・チェンバース(ds)。
YouTubeリンク:https://youtu.be/X544hCDZ7jk 

とにかく鼓膜激痛・三半規管復困難なほどに。
ハイトーンでヴィヴラートをかけるは、スライドトーンも・・・。
自由自在にハイトーンを操り、これでもかと思いっ切り鳴らす。

ラッパの音が鳴りし、芯の詰まっていない音。
何も考えず・天気にラッパを吹き鳴らす音は、まさしく「破れラッパ」。
中域の音まで「れラッパ」の音に聴こえ、どうも好きになれない音。

一句  “ 破れラッパ 害者続出 破れ鼓膜 ”
 
リー・モーガンの突撃ラッパ以上のハイトーンが連続。
ブッ太いピアノ線を折り曲げた・伸ばした・その先端が鼓膜をン裂く。
何も考えず・脳波の振動のままに・心臓の鼓動のなすがままに・・・。
良く言えば、素直にハイトーンをブチまける。
ハンニバルとはチョット違い、こんなラッパ吹きは他には居ない。
聴いてるこっちは、内出血、動悸息切れで絶え絶え。

最高のお膳立てで迎えられた作品は、若干26歳(生42年)での初リーダ作。
ピアノトリオは当時のイルス・グループのリズム部隊。
異様な音を叩き出すハンコックのピアノ、空中分解寸前の精神異常者か?
テンションをピークに引き上げるアノトリオに注目を。
 

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