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第6回子ども時代定期講座「昔話で交信する子ども時代」

2012-10-25 01:50:47 | Weblog
昔話で交信する子ども時代
1027日(土)18:30~20:00
国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟304号室(定員:70名)
参加費:1,000円/学生(協会員)500円
サポーター割800円(機関誌「子ども時代」支援者)
講 師:上原 幸子(神戸シュタイナー教育を学ぶ会代表/家庭文庫主宰)
 大人は生まれた時から大人だったわけではありません。けれども、大人はこどもを前にすると、つ
い自分がずっと前から大人だったような気になって、大人の目線で子どもを見てしまい、注意をした
り、怒ったり、小言を言ったりしてしまいがちです。
 でも、そんな大人も、目の前にいる子どもが持っている純粋な驚き、喜び、不安、恐怖、畏れ、あこ
がれなどを感じとったとき、自分にも同じ感情を持っていた子ども時代があったことを思い出しま
す。その思いは日常の生活の中では心の奥深く沈んでいて、もうなくしてしまったかのように思いが
ちですが、目の前にいる子どもたちの全身からほとばしりでる新鮮な感情を受けるとき、社会人とい
う衣を脱ぎ捨てて子ども時代に帰る、そんなひとときを私たちはみんな持っているのではないでしょ
うか。
 昔話の世界を流れる特別な時間、昔話の主人公たちが生きる特別な空間、現実の世界ではありえな
い時間軸と空間の中に入るとき、子どもも大人もみんな昔話の世界の住人になってその世界のなか
で精一杯生きようとします。「おはなしに夢中になる」ということはそういうことではないでしょう
か?
 鶴見俊輔はそんな時間を『神話的時間』と呼びました(「神話的時間」熊本子どもの本の研究会刊)。
 またニーチェは『ほんもの大人のなかには子どもがひそんでいて、その子どもがあそびたがる』と
いっています(クリスティアン・モルゲンシュテルン「絞首台の歌」より)。
 ただお話しが好きというだけの素人の私がどこまで昔話についてお話しできるか判りませんが、
現実の時間をちょっと飛び越えて、みなさまと特別な時間と空間を共有できればうれしく思います。

お申し込みは以下のPDFをダウンロードして、メール/FAXでお願いします。
〔PDF〕

第5回子ども時代/定期講座「子どもが生まれる順番の神秘」

2012-09-12 13:25:35 | Weblog
「子どもが生まれる順番の神秘」

―兄弟姉妹の役割を考える

929日(土)
18:30~20:00
国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟403号室(定員:70名)
参加費:1,000円/学生(協会員)500円
サポーター割800円(子ども時代支援者)
講 師:有吉光寛
(日本バプテスト連盟・福岡南キリスト教会牧師。
小規模住宅型児童養護施設・専任養育者)

 子どもは親を選べない!というのがこの世の常識ですが、し
かし、よくぞこの親を選んで生まれてくれたという受け止め方
もあります。子どもは親を選んで来るというのがシュタイナー
の理解です。子育ては、教育と親の成長の問題というのもここ
から出発するのではないでしょうか。今日の日本は、稀にみる
「少子化」ですが、こんな時代を選んで生まれてきた子どもたち
は、成長し生きる上で困難な道を歩まねばなりません。そのよ
うな子どもたちを守り、共に生きる希望を紡ぎ出すために、私
たちは子どもをどう理解するかを考える必要があります。今回、
紹介するのは「子どもが生まれる順番の神秘」(カール・ケー
ニッヒ著)です。子育てと教育の現場がますます混迷していく
中で、子どもを見失わないための、子ども理解の一助となれば
と思います。

PDFは以下からダウンロードしてお申し込みください。
〔PDF〕

第4回「子ども時代」定期講座/2歳児保育を考える

2012-07-28 08:09:55 | Weblog
「2歳児保育を考える」

825日(土)
18:30~20:00

かながわ県民活動サポートセンター
(横浜駅きた西口から徒歩3分/045-312-1121)
3階301号室(定員:20名)
参加費:1,000円/学生(協会員)500
サポーター割800円(子ども時代支援者)
講 師鈴木まゆみ(横浜シュタイナーこどもの園教師)

 こどもは皆、どこに暮らしていても、健やかに幸せに過ごせ
る良い環境が必要だと強く感じています。
 政府は幼稚園と保育園を一元化しようと、こども園構想を机
の上で練っています。いまだ実現はしていませんが、こどもの
教育の低年齢化と保育の長時間化は、明らかにひとつの傾向を
示しています。
 自分のことを“わたし”と感じ始める時期のこどもに、わたし
たち“大人”は、どのように寄り添えばよいのでしょうか。
 「歩く」「話す」「考える」という、地上で生きるためにもっと
も重要な能力を身につけていくこどもたちに、いったいどんな
手助けが必要でしょうか。
 皆さん、それぞれの経験をお持ち寄りください。
 分かち合いながらともに考え、問いを抱きつつ学びたいと思
います。
PDFは以下からダウンロード
〔PDF〕

シュタイナー子育てフェスタ2012

2012-07-08 01:12:07 | Weblog
シュタイナー子育てフェスタ2012開催
主催:一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会

27日(金)10:00~15:30
国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟 309号室
入場無料
【こどもの遊び広場】シュタイナー園でのおもちゃやリズム遊び、歌、ちいさな手作りワークを親子で体験
【人形劇】シュタイナー園の教師たちによる子どものための人形劇
<<<上演予定>>>
10:20 赤ずきん     13:20  ライアーコンサート
11:00 おいしいおかゆ  14:00  やまなしもぎ
11:30 かえるの王様   14:40  虹の谷の小人たち
               15:20  赤ずきん

※ 各回入替制/チケット料金:1歳以上1名100円
※ チケットは309号室の人形劇受付にて販売します。
【展示】シュタイナー園の様子、全国のシュタイナー園の紹介
【販売】関東近県のシュタイナー実践園が手作り品の販売や園案内
【シュタイナー学校案内】全日制のシュタイナー学校や小学生のためのクラスの紹介
【相談コーナー】子育ての悩みや、お子さんの身体について、そしてもっとシュタイナー教育を知りたい人のための相談コーナー
【支援プロジェクト】東日本大震災被災者支援、ブラジルのシュタイナー教育を支える活動からの出展

この機会にぜひ、お子さんと一緒にシュタイナー教育にふれてみませんか。
ご参加をお待ちしております。

21/22日 教師のための公開研修講座(教師/保育者対象)
25日 公開特別講座「メディアと子どもの育ち」
26日 はじめてのシュタイナー幼児教育体験講座(A:大人/B:親子対象)
21~26日までのイベント案内/お申し込みは下記のPDFより
〔PDF〕

はじめてのシュタイナー幼児教育体験講座/子育てフェスタ2012

2012-06-29 21:22:55 | Weblog
シュタイナー幼児教育といえば
ピンクのカーテンや天然素材のおもちゃ。
手作りのおやつに雨の日の散歩など
いろいろな場面が紹介されています。  
シュタイナー園でこどもたちは実際に
どんな事をして1日を過ごしているのでしょうか。
日々、子供たちが体験している
エッセンスをご一緒に体験してみませんか。
リズム遊び/手遊び/室内ゲームなど
体を動かして感じてみましょう。

日 時:7月26日(木)
会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター
カルチャー棟/美術室
1部 10:00~11:30 話とシュタイナー幼稚園体験
2部 13:00~14:30 羊毛のボール作り/羊毛のひも作り
参加費:1部のみ2,000円
2部のみ2,000円(教材費500円別途)
1部・2部通し3,000円
Aコース:幼児教育に携わる方ならどなたでも参加できます
Bコース:お子さんもご一緒に参加できます(目安は2歳前後から)。
※お申し込み欄のAかBにチェックしてください
(講座内容はAB同じものですが、A=大人対象、B=親子対象です)。
定 員:各コース20名(または10組)
講 師:Aコース/鈴木 まゆみ、Bコース/上原 幸子
〔PDF〕
【参加申し込み方法】 
チラシの申込み用紙を下記宛にFAXするか、または氏名/
一般・会員・学生(いずれかにチェック)/所属団体名/
住所/TEL/メールアドレス、を明記してメールにてお申込みください。
【申し込み先】
FAX:042-505-6613
sanzokuya@sky.plala.or.jp
※会場へのアクセスはHP↓をご参照ください。
 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
講師:鈴木まゆみ
横浜シュタイナーこどもの園教師/日本シュタイナー幼児教育協会理事。
キリスト教保育を学び私立幼稚園・日本人学校幼稚部などに勤務。子育
て中にシュタイナー教育を学び始め シュタイナー幼児教育者養成コース
を終了、現在に至る。
講師:上原幸子
2000年3月、関西大学幼稚園退職。同年10月~ 2010年3月、園田学園
女子大学短期大学部幼児教育学科非常勤講師。1980年、高橋巖・弘子両
先生主催のシュタイナー教育ゼミナールに参加、シュタイナー教育に出会
い、現在に至る。日本シュタイナー幼児教育協会理事。


『子ども時代』定期講座/第3回「世界のシュタイナー幼児教育」

2012-06-06 03:21:44 | Weblog
第3回の「子ども時代」定期講座は、
日本シュタイナー幼児教育協会が一般社団法人になって
最初の定時総会(6月10日)の前夜に行われます。
今年4月初めにドルナッハで行われた「世界幼稚園会議」の
報告を中心に、世界のシュタイナー幼児教育の動きについて
会議に参加した本協会の教員養成コーディネーターを務める
3名がお話しいたします。

日 時:6月9日(土)18:30 ~20:00
会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター
       国際交流棟第2ミーティング
参加費:協会員(学生)500円/一般1,000円
講 師:吉良創、嶋村慶子、入間カイ
主 催:一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会
詳 細:下記PDFを参照し、お申し込みください。
〔PDF〕
【参加申し込み方法】 
チラシの申込み用紙を下記宛にFAXするか、または氏名/
一般・会員・学生(いずれかにチェック)/所属団体名/
住所/TEL/メールアドレス、を明記してメールにてお申込みください。
【申し込み先】
FAX:042-505-6613
sanzokuya@sky.plala.or.jp

※会場へのアクセスはHP↓をご参照ください。
 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

    【定期講座、今後の予定】
第4回 「2歳児保育を考える」8月25日
鈴木 まゆみ
第5回 「今日の日本の子どもたちと絆の形成」9月29日
有吉 光寛
第6回 「昔話で交信する“子ども時代”」10月27日
上原 幸子
第7回 「子どもの成長に遊びが果たす役割」11月17日
松浦 園
第8回 「外に向かったときの言葉の“振る舞い”」12月15日
森 厚彦
第9回 「模倣される大人の“仕草”について」 2013年1月19日
後藤 寛子
第10回 「日本におけるシュタイナー幼児教育の歩みと未来」2月8日
岡 理恵子

第2回 「子ども時代」定期講座 「言葉と夢」

2012-05-11 22:11:43 | Weblog
第二回「子ども時代」定期講座

「言葉と夢」─シュタイナーの“霊学自由大学”と“子ども時代”の隠された関係─

日時:5月19日(土)18:30 ~20:30

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
   センター棟401号室(定員:100名)

案内人:入間 カイ(翻訳家/私立幼稚園園長/当協会代表)

参加費:1,000円/学生(協会員)500円

主催:一般社団法人 日本シュタイナー幼児教育協会

詳細:PDF版フライヤー(380KByte)


子育ても幼児教育も、その基本は何かといえば、
子どもたちに“この人生は生きるに値する”、
“ 生まれてきてくれてありがとう”と言うことだ。
でも今、この地球を生きている私たちの誰がいったい、
自信をもって、子どもたちを受け入れられるだろうか?
この世はまるで、たくみに嘘をつき、
自分の良心まで欺ける人が勝ち上がっていくようにみえる。
そうやって沖縄も取り残され、原発や戦争も許容されつづけるのか?
そんな環境に、子どもたちが生まれてくることをなぜ、
私たちは喜べるのか?
それは私たちが子どもたちに“人間の希望”を託しているからだ。
私たちが子どもたちを必要としているのだ。
子どもを“教育”するなんておこがましいのだ。
無垢の子ども、人間を信じ、世界に無条件の信頼を寄せる子どもたちを
私たちはひたすら敬い畏れ、感謝をもって抱きとめる。
じつは、それが“目にみえない世界”(霊界や精神界ともいう)に対する
シュタイナーの基本姿勢だった。
こんな私たち人間に絶望することなく寄り添いつづける存在たち、
彼らのもとから、子どもたちはやってくる。
子どもたちに向き合うとき、私たちは
否応なく“人間であることの責任”を意識する。
そのとき、私たちが何気なく使っている“言葉”が、
人生という夢を解き明かし、人間の根源へと連れ戻す鍵となる。
シュタイナーは言葉を使い、霊的認識を“詩”で表した。
言葉のなかにこそ、人間の悪も、すべての善も、
あらゆる可能性が潜んでいるから。
その観点から、メディテーションの本質を探りたい。

参加申込み 
チラシの申込み用紙をFAXまたは、以下の事項を明記してメールにて申込みください。
氏名、 一般・会員・学生(いずれかにチェック)、所属団体名
住所、TEL. Mail Adress

申込み先
FAX:042-505-6613
sanzokuya@sky.plala.or.jp


※会場へのアクセスはHP↓をご参照ください。
 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

一般社団法人設立ついての報告

2012-04-01 09:14:46 | Weblog
会員の皆様へ

2月5日の臨時総会において、議案(一般社団法人設立/添付資料-01/1月20日発送分)

2012年4月2日に新たに設立する「一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会」に残余財産を譲渡することをもって「日本シュタイナー幼児教育協会」を解散します。

が、表決権を有する正会員(共同体/個人)総数63名のうち、51名(参加者38名+委任状13名)の賛成をもって可決されました。
(『重要な会議を行なうための協会規約』に基づく/2011年6月11日発送分)

出席された皆様からは率直なご意見が出され、集中した話し合いの後、暖かい相互理解のもとに、この可決にいたることができました。
ここに改めて感謝申し上げます。

なお、2月末までには定例研修会の報告と共に臨時総会の報告、新年度からの会員制度/活動計画に関するアンケート等を郵送にてお送りします。

日本コリスコ会有志による[ゲオルグ氏を囲む会]

2012-03-31 07:41:21 | Weblog
日本コリスコ会有志による[ゲオルグ氏を囲む会]
新しい星々の叡智を求めて─教育や医療の現場を支える者たちの輪舞─

5月5日(土)~6日(日)

会場:横浜シュタイナー学園・十日市場校舎(定員:50名)

参加費:1コマ2,000円/通し5,000円

申し込み締め切り:4月30日(月)

詳細:PDF版フライヤー(966KByte)

ゲオルグ・グレックラーさんは、最初のヴァルドルフ学校の生徒として、オイゲン・コリスコ医師をはじめ、シュタイナー教育の礎をつくった教師たちを間近に経験され、ご自身もヴァルドルフ教師という生き方を真摯に探求してこられました。
 今の日本で、いかにシュタイナー教育を社会に開き、また一人ひとりの内面で深めていくかを考えるとき、ゲオルグさんが大切にされてきたことをお話しいただき、この時代における教師のあり方について静かに思いをめぐらせる時間を共有したいと考えました。
 教育と医療のかかわり、ヴァルドルフ教師という生き方、そしてシュタイナー教育やアントロポゾフィー医学の共通の基盤であるアントロポゾフィーそのものについて、真摯な関心をお持ちの方々にご参加いただければ幸いです。

[プログラム]
5月5日 10:00 ~12:00
    14:00 ~16:00

5月6日 10:00 ~12:00

※ 5日 17:00 ~19:00に「コリスコ会の話し合い」有り。
※5日の昼はお弁当(マクロビオティック)の注文を受け付けます。
 弁当代:850円(下記申し込み書にご記入下さい)

※会場へのアクセスはHP↓をご参照ください。
 http://yokohama-steiner.com/

■ 講 師
ゲオルグ・グレックラー Georg Glöckler
1933年生まれ。数学と物理学を学び、マールブルクのヴァルドルフ学校
で20年以上にわたり高等部教師を務める。その後、ヴィッテン/アネン
の教員養成所の講師。1988年から2005年までゲーテアヌム数学・天
文学セクション代表。現在も世界各地で活発に講演活動を行っている。

日本コリスコ会とは
アントロポゾフィー(ルドルフ・シュタイナーによって創始された人間学)の芸術、医学、
教育の領域で実践している団体あるいは、個人が子ども時代を支え、子どもが子ども
らしく生活できる社会形成に寄与するという目標のために連帯し、恊働するネットワーク。


※参加申込み
フライヤーの申込書に記入してFAXいただくか、
以下の内容を明記の上メールでお申し込みください。

お名前、所属団体名、TEL、Mail Address
5日の昼弁当の数(申し込まれる方は、必要な数をお知らせください。850円です。)
参加人数   名(学校の場合は取りまとめてお申し込み下さい)

※参加申込み先
FAX:045-922-3107
gakuen-info@yokohama-steiner.com

申し込み締め切り:4月30日(月)

※お問い合わせは→ aohiko@mac.com

第一回「子ども時代」定期講座 「子ども時代の5つの扉をひらく」

2012-03-30 07:38:06 | Weblog
第一回「子ども時代」定期講座
「子ども時代の5つの扉をひらく」

日時: 4 月21日(土)18:00 ~20:00

会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟510号室(定員:40名)

参加費:1,000円/学生(協会員)500円

案内人:入間 カイ(翻訳家/私立幼稚園園長/当協会代表)

主催:一般社団法人 日本シュタイナー幼児教育協会

詳細:PDF版フライヤー(354KByte)

 だれもが「子どもたちは宝だ、未来だ」と言う。でも、実のところ、子どもたちはないがしろにされている。この世の中、大人たちの都合で動いている。原発も、戦争も、幼稚園や保育園や学校も、医療制度も、何もかも……。
 もちろん、大人たちだってがんばっている。がんばってはいるが、すぐに息切れして「やっぱり理想だけじゃ生きていけない」、「現実的に考えなければ」と思い直す。そうやって、子どもたちが生きる現実は変わらないまま、次の世代に受け継がれる。解決されない問題は山積みされたままだ。
 なぜ大人たちは変われないのだろう? それは「子ども時代」から切断されてしまっているからではないのか、と思う。だれもが皆、子どもだった。多くの人が子育てを経験しているし、そうでなくても、あたりを見回せば、子どもたちがいる。子ども時代の捉え方を変えてみよう。子ども時代は、すべての人間にとっての叡智とエネルギーの源だ。子ども時代にアクセスできなければ、自分らしく生きることも、生きた社会をつくることも、できない。
 子ども時代は秘密に満ちている。「魔術の時代」という人もいる。動物や植物がことばを話し、魔法がはたらき、すべてがまばゆい光と、どこかおそろしい影を帯びている。そんな異空間に、ふたたび到ることができるのか? そこから大人たちが人生を生き、社会を形成するための知恵とエネルギーを汲みだすことはできるのか? その問いに向き合うために、子ども時代の5つの扉をひらくことにしよう……。
 子どもたちは─ そして大人たちも─ 朝、起きて、食べたり、話したり、遊んだりして一日を過ごし、夜、眠る。そんな何気ない活動の一つひとつが、実は「扉」なのだ。


参加申込み 
チラシの申込み用紙をFAXまたは、以下の事項を明記してメールにて申込みください。
氏名、 一般・会員・学生(いずれかにチェック)、所属団体名
住所、TEL. Mail Address

申込み先
FAX:042-505-6613
sanzokuya@sky.plala.or.jp


※会場へのアクセスはHP↓をご参照ください。
 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html