日々是康日

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

仁和寺と御室派のみほとけ展

2018年03月16日 14時48分41秒 | 今日の出来事
 桜の開花が聞かれるようになりました。
 でも、きょうは昨日のぽかぽか陽気が一転、冷たい雨です。
 1月16日~3月11日まで、上野の国立博物館 平成館で
 「仁和寺と御室派のみほとけ展」が催されていました。
 

 2月8日に仁和寺と御室派のみほとけ展拝観に行って来ましたが、拝観したいと思っていた葛井寺の
 千手観音さんは、2月14日からの展示という事でしたので、
 日を改めて、3月11日にもう一度博物館へいって拝観してきました。
 2月8日に行った時は、比較的空いていて、ゆっくり拝観出来ましたが、
 3月11日は最終日前日で、しかも土曜日という事もあって、
 入場券売り場からもの凄い混雑でした。
 

 しかも、入館まで40分待ち。
 
  
 辛抱強く40分ほど並んで入館しました。部屋の中を巡回しながら
 国宝の孔雀明王画像、三十帖冊子なども実物を眼前で見ることが出来ました。
 そして、拝観したかった仁和寺創建当時の御本尊阿弥陀三尊像も拝観
 
 
 期待の千手観音さんは斯くの如し。
 

 普段は厨子に入っているため、正面からしか拝観出来ませんが、
 今回は正面、左右両脇と背中側と全方向から拝観することができました。
 千の手の重厚さ、手の一本一本の表現がちがっていて、その迫力は思わず息をのむ程です。
 
 お参りが出来て幸せでした。

 圧巻はなんと言っても仁和寺の観音堂をそのまま移築したかの様に再現してある
 部屋です。
 普段は非公開で、僧侶の修業の場であるため、仁和寺関係の僧侶以外の人は
 立ち入れないお堂です。私達もこの機会を逃したら恐らく見る事は出来ない 
 だろうとおもわれます。
 33体の仏像が配置されていて、三十三間堂に似せて造られているそうです。
 
 
 本尊
 
 
 風神
 
 
 雷神
 

 お堂の裏の壁画も407億画素でスキャンして再現して貼ってあり、
 堂内の厳かな雰囲気を体感できました。
 壁画は地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道を表現しています。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 二回の拝観で、満足のいく仁和寺展でした。 
 
 

 
 









コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春近し!! | トップ | 寺号額完成です。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今日の出来事」カテゴリの最新記事