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「持参型詐欺」でまた被害

2013年05月03日 | 住民安全ネットワーク

電話で息子を装って新幹線で東京などまで現金を運ばせてだまし取る新手の詐欺の被害が新潟市で相次いでいます。
新たに新潟市内の70代の女性が同様の手口であわせて1600万円をだまし取られ、警察は注意を呼びかけています。
警察によりますと、被害にあったのは新潟市中央区の70代の女性で、先月11日、息子を名乗る男から電話があり、「会社の金を使い込んだので1100万円が必要になった。郵送してほしい」と頼まれました。
女性が現金を郵送した4日後に再び電話で「金が足りない。500万円を持って上野駅まで来てくれ」と頼まれ、女性は現金を持って新幹線で上野駅まで行きました。
すると今度は、仕事で受け取りに行けないので代理の者に渡すよう電話で指示され、上野駅に現れたスーツ姿の男に現金を渡してしまったということです。
その後、女性が福島市に住む息子に確認して被害にあったことがわかり、30日、警察に被害届を出しました。
金融機関でいわゆる「振り込め詐欺」の被害が未然に防がれるケースが増えるなか、今度は、東京駅や大宮駅まで新幹線で現金を直接持ってこさせて、息子の代理を名乗る男に渡させる新手の詐欺の被害が県内では相次ぎ、先月は4件起きています。
警察は「高齢者が被害にあうケースが多く、子どもを名乗る電話があったら本当に子どもかどうかすぐに確認するようにしてほしい」と呼びかけています。

http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034297731.html?t=1367418121886