獲ってきたエビはテナガエビという種類らしい。

真水で泥抜きをする生きたエビと、

車での移動中に天に召されたエビとに分ける。
料理に用いるはずの鍋とタッパーを覗きながらも、子供の頃にしたザリ釣りの事しか頭に浮かばない。
俺は本当にコレを食うのか?
不安を払拭しきれなかったので、過去に訪れた事のある、とても食べ物が獲れるとは思えない川や沼を
ネットで調べ、そこに漁協があるかどうか調べた。
あった。
あんな所に漁協があるならコレも食えるな、と胸を撫で下ろす。
ビールを飲みながら、どの程度泥抜きをするのかネットで調べる。
2~3時間と書いてある所もあれば、2~3日という書き込みもある。
何て適当なのだろう。
既に死んでしまった連中も食べる事を考えれば、泥抜きは1時間位で良いだろうと腹をくくる。
一日泥抜きをするつもりで寝て、起きたら全員鍋から脱出してて、おまけに流台やフローリングの上で全滅、
などという地獄絵図を考えれば、1時間で冷蔵庫へ入れてしまう方がましだった。
1時間後、薄くした麺つゆに生姜とニンニク入れて作った液へ、生きてる奴から死んだ奴まで全員を投入。
冷蔵庫へ入れて布団に入ったが、冷蔵庫の中からエビの飛び跳ねる音が聴こえてきて、寝るのに時間が掛った。
翌朝、調味液で死滅させてから、エビを殆ど洗っていない事に気付いた。
調味液のメインは臭み消し。
薄味にしておいて良かった。
洗ってから本漬けしよう。

エビを洗い、まな板に並べる。
全部でこの写真の3倍くらいの量。
ハッキリ言って、手が長くて気色悪く、全然美味そうに見えない。
ついでに獲ったハゼのほうが余程美味そうだ。
エビの口の中につま楊枝を入れると、簡単に胃袋が取れて臭み消しになるという下処理もあるようだが、
一度気色悪いと思ってしまった奴の顔面を覗きこみながら、つま楊枝でグリグリ、しかも何匹もの数を
グリグリする気には、とてもなれなかった。
ハゼだけハサミで頭と内臓を落とす下処理を行う。
薄めていない麺つゆに、またも生姜とニンニクを入れて冷蔵庫で放置。
数時間後、
漬け汁を切り、ボウルに移し、片栗粉をまぶしながら菜箸で混ぜていたが、

食べ物のルックスからは、どんどん遠退いて行った。
170℃の油で1分~1分30秒、5匹ずつくらいを目処に揚げる、と書いてあるネットの文章を読むが、
雑菌が怖かったので、一匹ずつ1分揚げるのを繰り返し、しかも二度揚げした。

それがコレ。

こうなる。
揚げてしまえばただのエビ。
気合もろとも口の中に放り込むと、
味付けが天才的だという事を除いても、
驚くほど美味かった。
とてもあの川で獲ったとは思えない。
もう一回行きたい。
が、新しい懐中電灯を買うか否か、そこはかなり迷う。

真水で泥抜きをする生きたエビと、

車での移動中に天に召されたエビとに分ける。
料理に用いるはずの鍋とタッパーを覗きながらも、子供の頃にしたザリ釣りの事しか頭に浮かばない。
俺は本当にコレを食うのか?
不安を払拭しきれなかったので、過去に訪れた事のある、とても食べ物が獲れるとは思えない川や沼を
ネットで調べ、そこに漁協があるかどうか調べた。
あった。
あんな所に漁協があるならコレも食えるな、と胸を撫で下ろす。
ビールを飲みながら、どの程度泥抜きをするのかネットで調べる。
2~3時間と書いてある所もあれば、2~3日という書き込みもある。
何て適当なのだろう。
既に死んでしまった連中も食べる事を考えれば、泥抜きは1時間位で良いだろうと腹をくくる。
一日泥抜きをするつもりで寝て、起きたら全員鍋から脱出してて、おまけに流台やフローリングの上で全滅、
などという地獄絵図を考えれば、1時間で冷蔵庫へ入れてしまう方がましだった。
1時間後、薄くした麺つゆに生姜とニンニク入れて作った液へ、生きてる奴から死んだ奴まで全員を投入。
冷蔵庫へ入れて布団に入ったが、冷蔵庫の中からエビの飛び跳ねる音が聴こえてきて、寝るのに時間が掛った。
翌朝、調味液で死滅させてから、エビを殆ど洗っていない事に気付いた。
調味液のメインは臭み消し。
薄味にしておいて良かった。
洗ってから本漬けしよう。

エビを洗い、まな板に並べる。
全部でこの写真の3倍くらいの量。
ハッキリ言って、手が長くて気色悪く、全然美味そうに見えない。
ついでに獲ったハゼのほうが余程美味そうだ。
エビの口の中につま楊枝を入れると、簡単に胃袋が取れて臭み消しになるという下処理もあるようだが、
一度気色悪いと思ってしまった奴の顔面を覗きこみながら、つま楊枝でグリグリ、しかも何匹もの数を
グリグリする気には、とてもなれなかった。
ハゼだけハサミで頭と内臓を落とす下処理を行う。
薄めていない麺つゆに、またも生姜とニンニクを入れて冷蔵庫で放置。
数時間後、
漬け汁を切り、ボウルに移し、片栗粉をまぶしながら菜箸で混ぜていたが、

食べ物のルックスからは、どんどん遠退いて行った。
170℃の油で1分~1分30秒、5匹ずつくらいを目処に揚げる、と書いてあるネットの文章を読むが、
雑菌が怖かったので、一匹ずつ1分揚げるのを繰り返し、しかも二度揚げした。

それがコレ。

こうなる。
揚げてしまえばただのエビ。
気合もろとも口の中に放り込むと、
味付けが天才的だという事を除いても、
驚くほど美味かった。
とてもあの川で獲ったとは思えない。
もう一回行きたい。
が、新しい懐中電灯を買うか否か、そこはかなり迷う。
手足と触覚(ひげ?)は取ってから揚げても良かったんじゃない?
でも、無料で食材が取れるなんて良いんじゃない
テナガエビは1kg5,000円くらいするらしい。が、キロは獲れん。
イタリアの話は思い出だから、暇な時に備忘録として残します。
ちょっと前の世代の話だけど…
手が油まみれになってくさいらしい。
それよかましじゃない?
海外では普通に食材だからな。
まあ、日本では(獲れる所が微妙な事も勘案して)、ザリガニは一つのラインになるかと思うので、本当に困窮したらトライします。
そこまで困窮する前に、君にお金を借りると思いますが。。