1,The Magic City/Sun Ra (Saturn) 1LP 900円
アナログでも再発されているからかどうなのかオリジナルのSaturn盤が安かったので即脇に抱えたもの。EvidenceからのCDは持ってはいたもののやはりこの素朴なSaturnからのLPは魅力あります。73年にはジャケをまったく変えてImpulseからも再発されていたものですね。
ということで65年に自身のSaturnで録音された一枚です。
27分に及ぶA面の表題曲はサン・ラがあやつる何とも奇妙で怪しいClaviolineで幕を開けフリー・インプロヴィゼイションの嵐へとなだれ込む実にサン・ラのバンドらしいスペイシーでスピリチュアルな演奏。B面はパーカッショニストのオラトゥンジのロフトでのライヴ録音でパーカッションが入り乱れる中ブラスがトチ狂う起承転結の無い演奏(というか、編集)。
尚、同じ年のほぼ同時期に録音されたのがかつてこちらで取り上げたESPからリリースされた「太陽中心世界~Heliocentric Worlds」です。
Side A
1,The Magic City (27:22)
Side B
1,The Shadow World (10:55)
2,Abstract Eye (2:51)
3,Abstract 'I' (4:08)
"The Shadow World", "Abstract Eye" and "Abstract 'I'" were recorded live at Olatunji's loft, New York, Spring 1965. "The Magic City" was recorded during rehearsals around 24 September, 1965.
Sun Ra - The Magic City
2,Spaceship Lullaby/Sun Ra (Atavistic/Unheard Music)1CD 900円
サン・ラ初期の活動の中でボーカル・グループのバックを付けた演奏をを集めたCD。Evidenceから「Singles」と題された同じく初期のボーカル・グループのバックを付けた録音を含めた2枚組のCDがありました。そちらはSaturnからシングル盤で発売されたものだからでしょうか、Doo-Wop風味もあるR&B的な演奏が多く聴けたのですが、今回の入手盤は録音時期こそ54年から60年と同じようなものですがサン・ラの自宅でのホームレコーディングとスタジオのリハーサルの音源を集めたものでよりR&Bというよりスィングっぽいものが多いような気がします。全37曲入っていて詳細はこちらをご参照。
Sun Ra (with The Nu Sounds) - A Foggy Day
3,Live in Paris at The Gibus/Sun Ra (Universe) 1CD 900円
73年9月パリのクラブ"Gibus"でのライヴ録音。
70年代のサン・ラのアルバムと云うと70年の独ドナウエッシンゲン音楽祭でのライヴを記録したMPS盤「It's After The End Of The World~世界の終焉」を思い出します。ミニ・ムーグなど電子鍵盤楽器を使いこなしよりスペイシーな演奏になっていった時期で本盤でもムーグやElectric Keyboard Space Instrumentsがウナリをあげます。そんな中ジェリーロール・モートンの"King Porter Stomp"を演ってしまうのがらしいところですね。
Side A:
1,Spontaneous Simplicity
2,Lights on a Satellite
3,Ombre Monde #2 (Shadow World)
Side B:
1,King Porter Stomp (Morton)
2,Salutation from the Universe
3,Calling Planet Earth
Sun Ra - Lights on a Satellite [Live in Paris at the Gibus] 1974
Sun Ra - Spontaneous Simplicity
Sun Ra - King Porter Stomp
アナログでも再発されているからかどうなのかオリジナルのSaturn盤が安かったので即脇に抱えたもの。EvidenceからのCDは持ってはいたもののやはりこの素朴なSaturnからのLPは魅力あります。73年にはジャケをまったく変えてImpulseからも再発されていたものですね。
ということで65年に自身のSaturnで録音された一枚です。
27分に及ぶA面の表題曲はサン・ラがあやつる何とも奇妙で怪しいClaviolineで幕を開けフリー・インプロヴィゼイションの嵐へとなだれ込む実にサン・ラのバンドらしいスペイシーでスピリチュアルな演奏。B面はパーカッショニストのオラトゥンジのロフトでのライヴ録音でパーカッションが入り乱れる中ブラスがトチ狂う起承転結の無い演奏(というか、編集)。
尚、同じ年のほぼ同時期に録音されたのがかつてこちらで取り上げたESPからリリースされた「太陽中心世界~Heliocentric Worlds」です。
Side A
1,The Magic City (27:22)
Side B
1,The Shadow World (10:55)
2,Abstract Eye (2:51)
3,Abstract 'I' (4:08)
"The Shadow World", "Abstract Eye" and "Abstract 'I'" were recorded live at Olatunji's loft, New York, Spring 1965. "The Magic City" was recorded during rehearsals around 24 September, 1965.
Sun Ra - The Magic City
2,Spaceship Lullaby/Sun Ra (Atavistic/Unheard Music)1CD 900円
サン・ラ初期の活動の中でボーカル・グループのバックを付けた演奏をを集めたCD。Evidenceから「Singles」と題された同じく初期のボーカル・グループのバックを付けた録音を含めた2枚組のCDがありました。そちらはSaturnからシングル盤で発売されたものだからでしょうか、Doo-Wop風味もあるR&B的な演奏が多く聴けたのですが、今回の入手盤は録音時期こそ54年から60年と同じようなものですがサン・ラの自宅でのホームレコーディングとスタジオのリハーサルの音源を集めたものでよりR&Bというよりスィングっぽいものが多いような気がします。全37曲入っていて詳細はこちらをご参照。
Sun Ra (with The Nu Sounds) - A Foggy Day
3,Live in Paris at The Gibus/Sun Ra (Universe) 1CD 900円
73年9月パリのクラブ"Gibus"でのライヴ録音。
70年代のサン・ラのアルバムと云うと70年の独ドナウエッシンゲン音楽祭でのライヴを記録したMPS盤「It's After The End Of The World~世界の終焉」を思い出します。ミニ・ムーグなど電子鍵盤楽器を使いこなしよりスペイシーな演奏になっていった時期で本盤でもムーグやElectric Keyboard Space Instrumentsがウナリをあげます。そんな中ジェリーロール・モートンの"King Porter Stomp"を演ってしまうのがらしいところですね。
Side A:
1,Spontaneous Simplicity
2,Lights on a Satellite
3,Ombre Monde #2 (Shadow World)
Side B:
1,King Porter Stomp (Morton)
2,Salutation from the Universe
3,Calling Planet Earth
Sun Ra - Lights on a Satellite [Live in Paris at the Gibus] 1974
Sun Ra - Spontaneous Simplicity
Sun Ra - King Porter Stomp
その後も折に触れ安レコやCDを入手しては聴いていますが、宇宙の混沌、謎そのものみたいなサウンド、「おーい、どこ行くんだよー?」みたいな感じは未だ謎ですね。
「ジョイフル・ノイズ」というDVDで、御大自ら共同生活の意味、宇宙観(哲学?)を分かりやすく(?)説明してくれていますが、やはり????でした。
と わけのわからないことを書いてしまうくらいに惹かれているのにまったく掴めていないというというのがサン・ラの音楽なのです(苦笑)