1,Devotion/John McLaughlin (Celluloid - Jimco) 1CD 1,160円
ジョン・マフラフリンがマイルス・バンドに在籍~トニー・ウィリアムスのライフタイムの在籍時を経て71年にアラン・ダグラスの持つダグラス・レコードに録音したリーダー作2枚のうちの1枚(もう一枚は「My Goals Beyond 」)。
そのダグラス音源がセルロイド(ビル・ラズウエルのレーベルでしたっけ)に流れ、それ経由で日本では92年にジムコから出たCDです。アナログ時代はソニーから出ていた本盤がこんな変なジャケでジムコからでていたとはツユ知らず、衝動買いしてしまいました。
このダグラスでの2枚の後の71~72年、マフラフリンはマハビシュヌ・オーケストラを結成しColumbiaと契約、あの衝撃作「内に秘めた炎」「火の鳥」を発表することになるわけですですが、本盤「Devotion」ではラリー・ヤングのオルガンが入って極めてライフタイム時に近いサウンドとなっています。但し、ドラムスがバディ・マイルスなのでよりロックっぽいというかどっしりしたものですが。
もう一枚のダグラス盤「My Goals Beyond」では例のスリ・チンモイ師の影響を受けたマハビシュヌにつながるものですが、同時期の録音にもかかわらず本盤ではそういった抹香臭さはありません。
良く聴けば編集の後がミエミエの一枚(アラン・ダグラスがジョンの了承を得ず勝手に編集したものの由)でこの音源の未編集ものがあったら....と思うのは私だけではないはず。
昔出たオリジナル・ジャケのCBSソニー盤です。
2,A Recital by Tal Farlow (Verve) 1LP 840円
ミゾ無し米Verve、60年代プレス盤です。
先ずはこのデヴィッド・ストーン・マーチンのジャケット。これでもう買いです。
ボブ・エネボルゼン(vib-tb)/ビル・パーキンス(ts)/ボブ・ゴードン(bs)/モンティ・バドウィング(b)/ローレンス・マラブル(ds)というウエストコースト・オールスターズに囲まれての55年録音。このバック陣からして追って知るべしの音が出てきます、このメンツだからかどうかタルのソロはこの後のエディ・コスタと共の「Swingin' Guitar」ほどのスィンギーさはなく朴訥としたプレイ。
3,Kings of The Guitar/Charlie Christian,Wes Montgomery etc.(Beppo) 1LP 300円
70年代の昔からファンを騒がせたボリス・ローズ・コレクションのエア・チェック・ブートです。"Alt" "Ozone"とかのレーベルで出たものと同じですね。
で 本盤、そのタイトル通りギタリスト4人のエア・チェック音源を集めたもの。チャーリー・クリスチャン、ウエス・モンゴメリー、ビリー・バウアー、そしてテディ・バン。聴き物はB面を占めるウエス。
Wes Montgomery(g) Harold Mabern(p) Arthur Harper(b) Jimmy Lovelace(dr)
"Half Note Cafe", N.Y.C.; Feb.12,1965
Caravan [8:36]
'Round Midnight [10:10]
Four On Six [10:33]
というもので絶頂期の演奏。例のウィントン・ケリーのトリオを従えたVerve盤「Smokin' At The Half Note」("No Blues"の名演が忘れられずですね)のLiveサイドの録音が同じ65年の6月ですから、本盤の演奏も追って知るべしの素晴らしいもの。特に"Caravan"が耳に残りました。
4,The Mundell Lowe Quartet (Riverside) 1LP 300円
JCO盤ですから、このお値段。ディック・ハイマンのオルガン・ピアノ・チェレスタを従えてのマンデル・ロウの55年録音盤。
非常にスムースなギターを弾く人。バラードでのコード・プレイも心地よし。本盤は氏の代表作でしょうか。ディック・ハイマンのオルガンはハモンドではなくフツーのオルガンですから勿論ソウル風味は無し。最後に入っている氏のオリジナル曲"Far from Vanilla"はちょっと聴き物、異色作です。
ジョン・マフラフリンがマイルス・バンドに在籍~トニー・ウィリアムスのライフタイムの在籍時を経て71年にアラン・ダグラスの持つダグラス・レコードに録音したリーダー作2枚のうちの1枚(もう一枚は「My Goals Beyond 」)。
そのダグラス音源がセルロイド(ビル・ラズウエルのレーベルでしたっけ)に流れ、それ経由で日本では92年にジムコから出たCDです。アナログ時代はソニーから出ていた本盤がこんな変なジャケでジムコからでていたとはツユ知らず、衝動買いしてしまいました。
このダグラスでの2枚の後の71~72年、マフラフリンはマハビシュヌ・オーケストラを結成しColumbiaと契約、あの衝撃作「内に秘めた炎」「火の鳥」を発表することになるわけですですが、本盤「Devotion」ではラリー・ヤングのオルガンが入って極めてライフタイム時に近いサウンドとなっています。但し、ドラムスがバディ・マイルスなのでよりロックっぽいというかどっしりしたものですが。
もう一枚のダグラス盤「My Goals Beyond」では例のスリ・チンモイ師の影響を受けたマハビシュヌにつながるものですが、同時期の録音にもかかわらず本盤ではそういった抹香臭さはありません。
良く聴けば編集の後がミエミエの一枚(アラン・ダグラスがジョンの了承を得ず勝手に編集したものの由)でこの音源の未編集ものがあったら....と思うのは私だけではないはず。
昔出たオリジナル・ジャケのCBSソニー盤です。
2,A Recital by Tal Farlow (Verve) 1LP 840円
ミゾ無し米Verve、60年代プレス盤です。
先ずはこのデヴィッド・ストーン・マーチンのジャケット。これでもう買いです。
ボブ・エネボルゼン(vib-tb)/ビル・パーキンス(ts)/ボブ・ゴードン(bs)/モンティ・バドウィング(b)/ローレンス・マラブル(ds)というウエストコースト・オールスターズに囲まれての55年録音。このバック陣からして追って知るべしの音が出てきます、このメンツだからかどうかタルのソロはこの後のエディ・コスタと共の「Swingin' Guitar」ほどのスィンギーさはなく朴訥としたプレイ。
3,Kings of The Guitar/Charlie Christian,Wes Montgomery etc.(Beppo) 1LP 300円
70年代の昔からファンを騒がせたボリス・ローズ・コレクションのエア・チェック・ブートです。"Alt" "Ozone"とかのレーベルで出たものと同じですね。
で 本盤、そのタイトル通りギタリスト4人のエア・チェック音源を集めたもの。チャーリー・クリスチャン、ウエス・モンゴメリー、ビリー・バウアー、そしてテディ・バン。聴き物はB面を占めるウエス。
Wes Montgomery(g) Harold Mabern(p) Arthur Harper(b) Jimmy Lovelace(dr)
"Half Note Cafe", N.Y.C.; Feb.12,1965
Caravan [8:36]
'Round Midnight [10:10]
Four On Six [10:33]
というもので絶頂期の演奏。例のウィントン・ケリーのトリオを従えたVerve盤「Smokin' At The Half Note」("No Blues"の名演が忘れられずですね)のLiveサイドの録音が同じ65年の6月ですから、本盤の演奏も追って知るべしの素晴らしいもの。特に"Caravan"が耳に残りました。
4,The Mundell Lowe Quartet (Riverside) 1LP 300円
JCO盤ですから、このお値段。ディック・ハイマンのオルガン・ピアノ・チェレスタを従えてのマンデル・ロウの55年録音盤。
非常にスムースなギターを弾く人。バラードでのコード・プレイも心地よし。本盤は氏の代表作でしょうか。ディック・ハイマンのオルガンはハモンドではなくフツーのオルガンですから勿論ソウル風味は無し。最後に入っている氏のオリジナル曲"Far from Vanilla"はちょっと聴き物、異色作です。
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