1,Moses/Jerry Hahn (Fantasy) 1LP 980円
ジョン・ハンディーとかゲイリー・バートンのグループで私の中ではお馴染みになっているギタリストの1973年盤。
ジョン・ハンディー・グループでは「Live at Monterey」での妖しいアラビックなソロ、ゲイリー・バートン・グループでは「The Throb」「Live in Japan」「Good Vibes」では前任のラリー・コリエルとは違って派手さは無いが実に気の利いたサポート・プレイが印象に残っています。一部のポップ・ファンには72年の「Paul Simon」でのサポートが評判になっていたようです。
そもそも60年代に出てきたNew Thingを持ったジャズ系のギタリスト、ラリー・コリエル、パット・マルティーノ、アッティラ・ゾラー、ソニー・シャーロック等々に大きな興味を持っていたこともあってこのジェリー・ハーンもその範疇でそれなりに興味を持っていました。
そんなこともあって、60年代後半から70年代前半にArhoorie「Ara-Be-In」、Columbiaから「Jerry Hahn Brotherhood」の2枚のリーダー作も以前から押さえておりましたが、3枚目のリーダー作の本盤は今回の入手で初めて聴きました。
とかなんとか、あたかも過去の人のように書いていますが、今も現役バリバリのギタリストですので、為念。
で 本盤。あのデッド・ファミリーともいえるフリスコの大御所Merl Saundersのオルガンとシンセにベース、ドラムスというシンプルなカルテット編成、ドノバンの"Sunshine Superman"、クリフォード・ブラウン&マックス・ローチの"Joy Spring"それにマイルス・ディヴィスの"All Blues"のカバーの他はハーン氏のオリジナル。ワウワウにファズを駆使してアノ時代のジャズとロックの狭間ギタリストが演る典型的なプレイが聴けます。良く云うとこじんまりと良くまとまった演奏、悪く云うと破綻のない大人しい演奏でちょっともの足りない.....というのが正直なところ。これがハーン氏の個性とも云えるのかもしれませんが。
1969年頃のゲイリー・バートン・グループ在籍時の演奏です。曲は"Country Roads"。
gary burton
こちらが現在のハーン氏
Jerry Hahn Jazz Guitarist "Stolen Moments" 2006
ジョン・ハンディーとかゲイリー・バートンのグループで私の中ではお馴染みになっているギタリストの1973年盤。
ジョン・ハンディー・グループでは「Live at Monterey」での妖しいアラビックなソロ、ゲイリー・バートン・グループでは「The Throb」「Live in Japan」「Good Vibes」では前任のラリー・コリエルとは違って派手さは無いが実に気の利いたサポート・プレイが印象に残っています。一部のポップ・ファンには72年の「Paul Simon」でのサポートが評判になっていたようです。
そもそも60年代に出てきたNew Thingを持ったジャズ系のギタリスト、ラリー・コリエル、パット・マルティーノ、アッティラ・ゾラー、ソニー・シャーロック等々に大きな興味を持っていたこともあってこのジェリー・ハーンもその範疇でそれなりに興味を持っていました。
そんなこともあって、60年代後半から70年代前半にArhoorie「Ara-Be-In」、Columbiaから「Jerry Hahn Brotherhood」の2枚のリーダー作も以前から押さえておりましたが、3枚目のリーダー作の本盤は今回の入手で初めて聴きました。
とかなんとか、あたかも過去の人のように書いていますが、今も現役バリバリのギタリストですので、為念。
で 本盤。あのデッド・ファミリーともいえるフリスコの大御所Merl Saundersのオルガンとシンセにベース、ドラムスというシンプルなカルテット編成、ドノバンの"Sunshine Superman"、クリフォード・ブラウン&マックス・ローチの"Joy Spring"それにマイルス・ディヴィスの"All Blues"のカバーの他はハーン氏のオリジナル。ワウワウにファズを駆使してアノ時代のジャズとロックの狭間ギタリストが演る典型的なプレイが聴けます。良く云うとこじんまりと良くまとまった演奏、悪く云うと破綻のない大人しい演奏でちょっともの足りない.....というのが正直なところ。これがハーン氏の個性とも云えるのかもしれませんが。
1969年頃のゲイリー・バートン・グループ在籍時の演奏です。曲は"Country Roads"。
gary burton
こちらが現在のハーン氏
Jerry Hahn Jazz Guitarist "Stolen Moments" 2006
コリエルの初来日は1975年まで待たなくてはなりませんでしたが、やはりゲーリー・バートンとの頃も一度見たかったです。
「アラ・ビ・イン」は日本でも出ましたが、スター・プレーヤーがいないのによく出したものだと思ったものでした。しかもバイオリンまで入っていたし。これは後にアーフリー・レーベルからヒッピー格好のハーンのジャケットだったので新録だと思って間違えて買ったこともあります。
ゲイリー・バートンの「Throb」は私がはじめて買ったこの人のレコードということもあって大好きです(勿論日本グラモフォン盤です)。
「アラ・ビ・イン」はそう云われて思い出しました、日本盤でていましたね、東芝からだったような気がします。当時まったくの無名、売れなかったでしょうね。