The Fantastic Dee-Jays & more.

1,Flight Fire/The Fantastic Dee-Jays (Get Hip) EP
以前にDJアルバムを取り上げたペンシルバニア州ピッツバーグの人気DJ、テリー・リーに1965年に見出された青春パンク・ティーンズ・バンド、ファンタスティック・ディージェイズのGet Hipが1995年にリイッシューした3曲入りEP。
このディージェイズ、私は大好きでこのブログでも過去に結構取り上げております。毎回云ってますがあの狂暴無比なガレージバンドのスワンプ・ラッツはこのディージェイズの後身です。

A面"Flight Fire"はCCRの前身バンドのゴリウォッグスのカバー、ということで作ったのは勿論ジョンとトムのフォガティ兄弟。B面の"Get Away Girl"と共に唯一のアルバムの冒頭1曲目と2曲目に収められていた曲。いずれもピュアなロウファイ・ガレージ・ナンバー。もう1曲"T&C Lanceers"はアルバム未収録曲で地元ピッツバーグのデパートCOX'Sの靴店の為のコマーシャル・ソングなんだそう。

Side A
1,Flight Fire
Side B
1,Get Away Girl
2,T&C Lanceers


The Fantastic Dee-Jays - 1966 (Full Vinyl 2014) Pittsburgh



The Fantastic Dee-Jays - T&C Lancers (1966)






2,Shape of Things to Come B/w Vanishing Breed/Davie Allan & the Arrows (Total Energy) 45's
1965年の"アパッチ65"のヒットでハリウッドから出てきたインスト・バンド。その翌年からバイカー映画のサントラを多数手がけるようになり、それらのサントラで聴けるデイヴィー・アランのファズ掛け捲りの変態グニョグニョギターがバイカー映画に欠かせないものとなってデイヴィー・アランはファズ大王と呼ばれるように。

で　今回入手のシングルは1998年にリリースされたもので、A面は68年のバイカー映画に使われた曲の再演、B面はそんなバイカー映画の雰囲気をそのまま醸し出すファズギンギンの新曲。

手提げ金庫かお弁当箱にも見えるファズボックスをドーンと置いたジャケット、これが絵になるアーティストがデイヴィー・アランです。







Davie Allan & The Arrows／Shape Of Things To Come



Davie Allan & The Arrows／Vanishing Breed



68年のオリジナル・ヴァージョン
Davie Allan & the Arrows / Shape Of Things To Come








3,Sophiscated International Playboys Theme Song b/w Sea and Shore/Untamed Youth (Estras) 45's
ミズーリー州はコロンビア出身のリバイバル・サーフ/ガレージ・バンドの1993年のシングル。
A面は楽しい楽しいハウスパーティー・チューン、B面はめちゃカッコいいサーフインスト、1964年Jerry & the Diamondsのカバー。







Untamed Youth "Sophisticated International Playboys Theme"



Sea And Shore - Untamed Youth









4,The Primittve Instrumental Sound of the Zodiacs (Norton) EP
Norton Recordsが発掘したカリフォルニアのインストバンド1960年デモ録音4曲を収録したEP。
ジャケ写真ではピアノにサックスが入っていますが、ここに収録されている曲はリードを分け合う2本のギターにベース、ドラムスの編成に聴こえます。サーフィン・ブーム以前のエレキインスト、が、一筋のヒカリは見えます。

Side A
A1 Blintz
A2 Jungle Beat
Side B
B1 Caravan
B2 The Caterpillar Crawl









Blintz




Jungle Beat




Zodiacs - Caravan




The Caterpillar Crawl