Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Cajun & Doo-Wop

2006年06月08日 | Doo-Wop
とういうことで、Cajun MusicとDoo-Wopでも。

1,Cajun Fais Do-Do/V.A(Arhoolie) 1LP 300円
70年代の半ばころだったでしょうか、TrioレコードがArhoolieの権利をとってブルースからカントリーまでどっとリリースしたことがあります。本盤はその頃に出たシリーズ「アーフーリー・アメリカン・フォークロア・マスターピース」の一枚です。中村とうよう氏のライナーによると日本で始めて出たケイジャン・ミュージックのアルバムだそう。ケイジャンの弟分ともいえるザディコ(より黒人音楽=ブルースに近いケイジャン)のクリフトン・シェニエのアルバムは出ていたそうですが(多分Specialty盤)。
で、このアルバムは66年に録音されたもので単独アルバムもあるNathan AbshireをA面にB面はルイジアナのマムールという町のケイジャン・ミュージシャンを集めたトラディショナルなもの。アコーディオンとフィドルを中心にしたバックで甲高いフランス語で歌われる哀調切々なボーカルがなんとも独特なムード。そのその昔Arhoolieの2枚組のオムニバス「Roots of Americas Music」でこのアルバムのトップに入っている"Cajun Two Step"を聴いて以来忘れられない音楽です。
アルバム・タイトルは「ケイジャン・フェ・ドゥ・ドゥ」と読み土曜の夜に朝まで行われるダンス・パーティを意味するものだそうです。

2,On the Dusty Road of Hits : The Framingos meets The Moonglows(Vee Jay) 1LP 500円
両グループ共にCess/Checkerレーベルでそれぞれ"I'll be Home" "Sincerely"という大ヒットを飛ばすわけですが、このVee-Jay盤はそれ以前53年~54年にChanceに録音された音源を各8曲集めたもの。よってDoo-Wopといっても所謂バード・グループといわれるようなR&Bです。
Flamingos Moongrows

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