Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

100円LP でも (Part-4) 

2008年10月11日 | ノンジャンル
1,ドリームス・デッラ・ムジカ N.1 (Beat) 1LP 100円
2,ドリームス・デッラ・ムジカ N.2 (Beat) 1LP 100円

ソフトロックの文脈からかクラブミュージックの文脈からか、ラウンジとかモンドとかそれまで誰も耳を向けなかったシャンペーンミュージックからサントラまでが注目を集めたのは10数年前。

多少なりともこの辺りに興味を示された方なら一度ならず目にしていたのがこの2枚ではないでしょうか。60年代のポップでカラフルなイタリアのサウンド・トラックを独自の視点で選曲/編集して注目を浴びたBeatレーベルの代表作。「青うずまき」「赤うずまき」とか呼ばれていましたね。

局地的ではあったのせよある意味一世を風靡したこのコンピも今や100円。これの日本盤を出していた「WAVE」もどこえやら。時の流れは速いです。

Beat2



3,Back in the Old Days/Ottilie Patterson (Timeless Historical) 1LP 100円
英国トラッド・ジャズ界を代表するトロンボーン奏者のクリス・バーバー。スキッフル・ミュージックの創始者とも伝えられその後のロックンロール、ブルースのブームにも大きく影響を与えた人ですね。

そのクリス・バーバーが50年代後半から60年代に掛けてバックアップしていた女性シンガー/ピアニストがオティリー・パターソン。本盤は正にその時期の録音18曲集めたもの。私ははじめて聴いた人ですがMadame Bluesと呼ばれ英国では珍しい女性ブルース・シンガーとして国内ではかなりの人気を博した人のようです。

トラッド・ジャズからポピュラー・スタンダード、ブルースまでを歌いまくっておりますが、耳が行くのは勿論ブルース曲。何曲かでシリル・ディビスとかアレクシス・コーナー(本盤でも2曲に客演)とかの60年代初期の英国ブルースのあのサウンドが聴けます。

Ottile


本盤には入っていませんが、サニーボーイ・ウィリアムソンがバックを付けた1963年録音です。
Ottilie Patterson (baby please dont go)



Ottilie Patterson & Lonnie Donegan



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