1,Hibertnated/Frijid Pink (Akarma) 3CD 3,150円
60年代後半から70年代半ばまで活動をしていたデトロイトのハード・ロック・バンド、フリジド・ピンクの最初の3枚のアルバムをまとめた箱ものです。LPではその昔から親しんでいたものですが、つい手が出てしまいました。
・Frijid Pink (Parrot 71033) 1970 #11 in USA
・Defrosted (Parrot 71041) 1970 #149 in USA
・Earth Omen (Lion LN-1004) 1972
この時代のデトロイトというと土地柄が反映してか、個性的で屈強なバンドが群雄割拠、Mitch Ryder and the Detroit Wheels、MC5、Stooges、Amboy Dukes、Dick WagnerのThe Frost、SRC、Bob Seger、あのG.F.R、Alice Cooperもデトロイト。そんな連中とシノギを削ったフリジド・ピンクもデトロイトらしい屈強のハード・ロックをぶちかましていました。
少なくとも日本ではこの曲が無かったら日本盤も出なかったでしょうし、マニアだけが知るバンドだったと思います、そう1970年2月に全米7位まで上がった「朝日のあたる家」です。日本でも結構なヒットになりお陰でポップス・ファンからは一発屋呼ばわりされたりしていたりもします。
Frijid Pink - House of the Rising Sun
1枚目、2枚目は確かに今で云うヘヴィ・サイケの趣。特に2枚目はサイケ風味は減退しますが、"青い影"に似た曲があったり、まるでテン・イヤーズ・アフターというインスト曲があったり、1枚目をより進化させたギターがうなりを上げるブルース・ベースのヘヴィなロックであらためて気に入りました。ただ、この2枚目に付いているボートラ4曲は3枚目のメンバーによるもので、これは3枚目に組み込んで欲しかったですね、まるで雰囲気が違うのです。
3枚目「Earth Omen」はドラマーを除いてメンバー総入れ替えとなったもので、もはや別のバンド、とは云えオルガンを入れたハード・ロックで内容は悪くない出来、曲もいいしかなり聴かせます。
今回本当に久し振りに聴いたこの3枚。当時はなんてことのないロック・バンドって印象でしたが、コッチが変わったのか、いやー、こんなにかっこいいバンドだったっけか? と見直すことしきり。あの頃のハードなロックがお好きな方、"朝日のあたる家"以外も是非聴いてみてくださいませ。
蛇足ながら.....
このAkarmaからの再発、お得意の分厚い紙を使った紙ジャケ仕様なのですが、1枚目と3枚目が何故かオリジナルと違って見開きジャケとなっています、また、1枚目は鮮やかなショッキング・ピンク印刷だったものがフツーのピンク色の印刷になり、2枚目は銀箔紙への印刷だったのがフツーの紙への印刷になっています。
Frijid Pink- Sing a Song for Freedom
FRIJID PINK - SING A SONG FOR FREEDOM
60年代後半から70年代半ばまで活動をしていたデトロイトのハード・ロック・バンド、フリジド・ピンクの最初の3枚のアルバムをまとめた箱ものです。LPではその昔から親しんでいたものですが、つい手が出てしまいました。
・Frijid Pink (Parrot 71033) 1970 #11 in USA
・Defrosted (Parrot 71041) 1970 #149 in USA
・Earth Omen (Lion LN-1004) 1972
この時代のデトロイトというと土地柄が反映してか、個性的で屈強なバンドが群雄割拠、Mitch Ryder and the Detroit Wheels、MC5、Stooges、Amboy Dukes、Dick WagnerのThe Frost、SRC、Bob Seger、あのG.F.R、Alice Cooperもデトロイト。そんな連中とシノギを削ったフリジド・ピンクもデトロイトらしい屈強のハード・ロックをぶちかましていました。
少なくとも日本ではこの曲が無かったら日本盤も出なかったでしょうし、マニアだけが知るバンドだったと思います、そう1970年2月に全米7位まで上がった「朝日のあたる家」です。日本でも結構なヒットになりお陰でポップス・ファンからは一発屋呼ばわりされたりしていたりもします。
Frijid Pink - House of the Rising Sun
1枚目、2枚目は確かに今で云うヘヴィ・サイケの趣。特に2枚目はサイケ風味は減退しますが、"青い影"に似た曲があったり、まるでテン・イヤーズ・アフターというインスト曲があったり、1枚目をより進化させたギターがうなりを上げるブルース・ベースのヘヴィなロックであらためて気に入りました。ただ、この2枚目に付いているボートラ4曲は3枚目のメンバーによるもので、これは3枚目に組み込んで欲しかったですね、まるで雰囲気が違うのです。
3枚目「Earth Omen」はドラマーを除いてメンバー総入れ替えとなったもので、もはや別のバンド、とは云えオルガンを入れたハード・ロックで内容は悪くない出来、曲もいいしかなり聴かせます。
今回本当に久し振りに聴いたこの3枚。当時はなんてことのないロック・バンドって印象でしたが、コッチが変わったのか、いやー、こんなにかっこいいバンドだったっけか? と見直すことしきり。あの頃のハードなロックがお好きな方、"朝日のあたる家"以外も是非聴いてみてくださいませ。
蛇足ながら.....
このAkarmaからの再発、お得意の分厚い紙を使った紙ジャケ仕様なのですが、1枚目と3枚目が何故かオリジナルと違って見開きジャケとなっています、また、1枚目は鮮やかなショッキング・ピンク印刷だったものがフツーのピンク色の印刷になり、2枚目は銀箔紙への印刷だったのがフツーの紙への印刷になっています。
Frijid Pink- Sing a Song for Freedom
FRIJID PINK - SING A SONG FOR FREEDOM
サウンドも厚くジョーディーと印象はかぶりますが
コピーでお世話になりました(笑)