Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Male Singers

2007年03月03日 | 60's,70's Rock
1,Road/Johnny Rivers (Atlantic) 1LP 400円
ジョニー・リヴァースに駄作ってホント無いです。特に70年代に入ってからの諸作はどれも傑作。
で 本盤はナッシュヴィルのThe Sound Shopで録られたものが8曲、アラバマはマッスル録音が2曲という南部制作の74年盤。相変わらずカバー曲の解釈が素晴らしく、やや鼻にかかった独特の節回しの歌声がほのかに甘いサザン・サウンドに乗ってやっぱりこれも傑作。3曲でリンダ・ロンシュタットがハーモニー・ボーカルを。もしリンダのファンの方がいらしたら一聴の価値ありです。

下の画像は内袋。なんでUFO? アトランティックのカンパニー・スリーブ?面白いので貼っておきます。

UFO



2,Everybody Loves a Rain Song/B.J.Thomas (MCA) 1LP 100円
B.J.のチップス・モーマンのプロデュースによる78年盤。100円盤の為かライナー欠でそれ以上の情報はなし。タイトル曲聴いて一発で気に入ったのになんとももどかしい一枚。AMGを見ると本盤は何故か載っていない、オフィシャル・サイトには載っていたものの曲名以外情報はなし(悲)
ジャケット表面は何ともつまらないというか何の変哲も無いものですが、裏面は素晴らしい! こっちを表にして欲しかった!

B.J.RainB.J.Rain


3,same/Tom Fogerty (Fantasy) 1LP 500円
この人が抜けた後のCCRのヨーロッパでのライヴ盤が一味抜けたように感じられたのは妙に印象に残っています。少なくともライヴではあのリズム・ギターの存在価値は大きかったように思います。その後の出たトム在籍時のライヴは素晴らしかったですから。ただ、スタジオ録音の現場では弟ジョンの存在が大きすぎて居場所が無くなって抜けてしまったのでしょうか。

ということでCCRを抜けて制作した72年のソロ第一作です。なんともアメリカン・サウンドとしか言いようの無い今でいうルーツ・ミュージック。派手さはまったく無いのですがこのほのぼの感がこの人の持ち味なんでしょう。弟さんとは両極ですね。クレジットは無いのですがジェリー・ガルシアも一部で参加しているらしいです。

TomTom-2


4,Southern Night/Glen Campbell (Capitol) 1LP 100円
またまた買ってしまったグレン・キャンベル、これは77年盤。ジャケット・デザインは良く見ると南部のスワンプを描いたもの。おっ、意外なスワンプ物?と思わず手が出たものでしたが、そんなわけなくアラン・トゥーサン作のタイトル・ソングからこんなデザインになっただけみたいで(アランの同名アルバムも似たコンセプトのデザインでしたね)、南部風味はありませんでした。
ということで、まぁ、そのぉ、そういう盤です。

Glen77


5,Best20/Glen Campbell (Capitol) 1LP 100円
グレン・キャンベルのベストCDを買おう買おうと思ってはいるもののなかなか手が出ずのところ上記77年盤と一緒に見つけたのでついてが出た20曲入りのベスト盤。
"恋はフェニックス" "ジェントル・オン・マイ・マインド" "ガルベストン" "ウイチタ・ラインマン" 等々やっぱりいいですね。面白いところでは日本語ヴァージョンの"ドリーム・ベイビー"なんてのまで入っていました。

Glen Best20


6,Dangerous Songs/Pete Seeger (Columbia) 1LP 300円
多分67頃に出たプロテスト・ソング集のようです。お勉強のために購入。鈴木カツさんのフォーキー本を読みつつ聴いてみるつもりです。

Pete


7,Dust Bowl Children/Peter Rowan (Sugar Hill) 1LP 100円
ネイティヴ・アメリカンのホピ族の写真を使ったジャケット、タイトルから、なにやら強烈なプロテストを感じながらも当方の無知のため詳細はわからず。私にとってはローワン・ブラザース、ミュールスキナーのと云ってしまうピーター・ローワン、90年の引き語り盤です。

Peter Children


8,same/Donovan (RAK) 1LP 100円
心機一転なのでしょうか、ドノヴァン、セルフ・タイトルを使った付き合いの永いミッキー・モストが立ち上げたRAKからの77年盤。ジャケ裏には如何にもバンド然とした4人のメンバーと共に写る写真を入れて1曲目が"Brave New World"なるタイトル。うん、これはドノヴァンなるバンドというメッセージかな。
確かにあのドノヴァンの歌声なんですが聴いていてなんか何処かで....、そうか、アル・スチュワートだ。何故か似ているものを感じました。

Donovan



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