Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Peter Bardens - The Nice

2007年12月17日 | 60's,70's Rock
1,The Answer/Peter Bardens (Verve Forecast) 1LP 525円
叙情派プログレバンド、キャメルのキーボーディストとして知られるピーター・バーデンス70年のファースト・ソロ・アルバム。
シンフォニック系のプログレバンドが苦手気味の私ですのでキャメルは一応聴いていた程度ですが、このピーター・バーデンスのソロは変名でピーター・グリーンも参加しているというブルース・ロックだと聞いていたので気になっていたもの。あのヴァン・モリソンのゼム出身(ファースト・アルバムのみで脱退した由)というところも興味を持っていました。
英原盤はTransatlanticですが、入手盤は米Verve Forecast盤。ジャケットも英盤とは違っていて物憂い表情のピーター氏が如何にもブルース・ロックをイメージさせて私はこっちのほうに引かれます。因みにイタリアではこの米盤ジャケでCDされているよです。

で 内容ですが、予想通りのオルガン、ギターが暴れまくるブルース・ロック。クレジットではAndy Geeとなっているピーター・グリーンと思しきギターもそこかしこで聴けます。ジャージーなものからアフロっぽいリズムを取り入れたものまで正に70年当時の英国ブルース・ロックの典型がここにありというところでしょう。これまたクレジットは無いのですが当時クリムゾンにいたイアン・マクドナルドもフルートで参加、リンダ・ジョーンズ、スティーヴ・エリスも参加しています。

Peter Bardens


2,Autumn to Spring/The Nice (Charisma Buddah) 1LP 100円
E,L&P.の前身として知られるキース・エマーソンとリー・ジャクソンのナイス。Recorded between autumn '67 and spring '68ということでこのタイトル。ジャケットもタイトルに因んで枯葉と緑葉をシンプルに置くというなかなかシャレたデザインですね。この仕様は米盤独自のもののようです。

"America"等の人気曲にアルバム未収録曲を入れた解散後の72年に出された編集盤らしいです。カラフルな英国風サイケ・ポップ曲から豪快なオルガンにメロトロンが全編を覆うE.L&Pにつながるようなシンフォニックな曲まで色々と。

Nice Autumn

コメント    この記事についてブログを書く
« 英・米ブルース・ロック | トップ | Emmylou Harris sings a Gram... »

コメントを投稿