Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

太陽の渚でパラダイス・ア・ゴー・ゴー

2018年08月07日 | The Ventures
1,太陽の渚 b/w アラウンド・アンド・アラウンド/アストロノウツ (RCA Victor) 45's 200円
フェビアン、シェリー・フェブレー、タブ・ハンター主演の1964年公開コロンビア映画「Ride the Wild Surf」の主題曲、原題は"Main Title fron Ride the Wild Surf"。
が "Ride the Wild Surf"といえばまずはジャン&ディーンなわけでこの映画のトレイラーを観ても出てくるのはJ&Dの曲(Jan Berry, Brian Wilson and Roger Christianの作)。アストロノウツのこの曲は映画のどこで使われたのでしょうか。この映画の音楽担当のStu Phillipsが書いた曲ですし、ほかのアストロノウツの曲とは肌合いが大きく違うストリングスからホルンまで入れた壮大なアレンジ曲ですし(ホントに彼らが演奏に関わっているのだろうか? という疑問が湧くほど)、ということで映画関連なのは間違いないのですが。


Astronauts – “Main Title From “Ride The Wild Surf”” (RCA) 1964




RIDE THE WILD SURF 1964 Movie Trailer




The Astronauts - Around And Around (RCA Victor 8419)










2,パラダイス・ア・ゴー・ゴー b/w 星への旅路/ベンチャーズ (Liberty) 45's 108円
65年11月発売のシングル。"パラダイス・ア・ゴーゴー~Ten Seconds To Heaven"はもともとはミュージカル曲で"Stranger in Paradise"のタイトルでトニー・ベネットやカテリーナ・ヴァレンテが歌ったものらしい。が そんな原曲のことは微塵も思わせないかっこいい仕上がり。
"星への旅路"は彼らのオリジナル曲の中でも10指に入る素晴らしい曲。





The Ventures - ten seconds to heaven



Tony Bennett - stranger in paradise




"Walk Don't Run"のオリジネイター、ジョニー・スミスも演っていました。
Johnny Smith Quartet - Stranger in Paradise





Journey to the Stars





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3 コメント

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Unknown (uni)
2018-08-08 09:06:15
星への旅路
チトチトってギターフレーズとキーボードの音色
でとっても宇宙を感じさせますね。
夢のあるいい曲 でもメロディーはどことなくロシア民謡 やはり米ソで宇宙競争していた時代ですね(笑)
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astronauts (woopy)
2018-08-08 13:14:50
このフェンダーだらけのジャケット写真鮮明に覚えてます。このフェンダーのアンプとギター、ベース
憧れでした。私初めて買ったシングル盤太陽の彼方だったんですよ。今日はアストロノウツとサーフィン音楽でも聴いて見ます。
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Re:ベンさんとアストロくん (Jahking@管理人)
2018-08-08 20:14:26
>uniさん
ベンさんの宇宙物というとアルバム「Telstar」「In Space」ですが、この"星への旅路"はそこには入ってなくて「The Fabulous Ventures」に入っているのですね。如何に当時宇宙物が多かった、ですね。実にいい曲ですね。

>woopieさん
このジャケット写真はデンバーでのライヴ録音盤「Everything Is A Ok!~ 若さで行こう!」の流用ですね。サーフィン風味はまったいない本来のアストロノウツの姿が見える好きなアルバムでした。
"太陽の渚"なんだからもっとそれっぽいジャケに何故しなかったのですかね。
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