ビートルズのイニシエのBootlegを買ってまいりました。
1,London - at the London Palladium/The Beatles (King Kong) 1LP 650円
ジャケットは白ジャケットではなく余りものであろう既存の正規盤のジャケットにスリックを張り付けたものというとんでもない安直な仕様(70年代初めのBoot黎明期にはけっこうありました、こんなの)、でそのスリックにはThe Beatlesとタイトルのみで曲目すら無いというというもの(レーベルも真っ白)。
ということで、早速松本常男さんの「海賊盤辞典」をチェック。
すると、これをリリースしたKing Kong Recordsの親会社であるContra Band Music(CBM)からリリースされていた「Sunday Night At The London Palladium October 13, 1963」(Shalom/CBM)の再発盤というものでした。このCBM盤は当時結構売れたようで今でもたまに見かけます(スリックが緑色と青色がありました)。
で 中身はA面が63年10月13日にロンドンはパラディウム劇場から生放送されたというTV「サンデイ・ナイト・アット・ザ・ロンドン・パラディウム」より。B面は64年2月29日放送のTV「ビッグ・ナイト・アウト」から。が 全曲口パク、つまり音は正規盤と同じ。
となっていますが、A面はパラディウム劇場への2回目の出演時64年1月12日に収録されたもののようです、番組は「Val Parnell’s Sunday Night at the London Palladium」。
と、そんな内容の一枚ですが、このKing Kong Records盤、盤質もプレスも悪くてそれはそれは...、です。
Side A
A1 Intro
A2 I Want To Hold Your Hand
A3 This Boy
A4 All My Loving
A5 Audience Participation
A6 Money (That's What I Want)
A7 Twist And Shout
A8 Outro/Ending Credits
Sunday Night At The London Palladium - Jan 12, 1964
Side B
B1 Intro
B2 Sketch 1
B3 Sketch 2
B4 All My Loving
B5 I Wanna Be Your Man
B6 Banter
B7 Till There Was You
B8 Please Mr. Postman
B9 I Want To Hold Your Hand (portion)
Big Night Out - Feb 23, 1964
で 特記事項。というか蛇足(笑)
購入した盤は前述の通り既存の正規盤のジャケットにスリックを張り付けたものなのですが、このスリックが貼り付けられている元ジャケットがESP-Diskの「New York Art Quartet & Imamu Amiri Baraka」なのです。と、こんなことで喜ぶのは私くらいのものでしょうが、この「& Imamu Amiri Baraka」がタイトルに入った盤はセカンド以降のプレスですが意外と希少だったりします。
蛇足ついでにニューヨーク・アート・カルテットはラズウェル・ラッド(tb)、ジョン・チカイ(as)、ルイス・ウォーレル(b)、ミルフォード・グレイヴス(ds)がメンバーの60年代半ばに活動していたフリー・ジャズ・グループ。本盤では詩人のリロイ・ジョーンズ(Imamu Amiri Baraka)が詩の朗読で参加しています。
The Beatles - Live At London Palladium, January 12 1964
Beatles at "Big Night Out" (Classic Clips)
1,London - at the London Palladium/The Beatles (King Kong) 1LP 650円
ジャケットは白ジャケットではなく余りものであろう既存の正規盤のジャケットにスリックを張り付けたものというとんでもない安直な仕様(70年代初めのBoot黎明期にはけっこうありました、こんなの)、でそのスリックにはThe Beatlesとタイトルのみで曲目すら無いというというもの(レーベルも真っ白)。
ということで、早速松本常男さんの「海賊盤辞典」をチェック。
すると、これをリリースしたKing Kong Recordsの親会社であるContra Band Music(CBM)からリリースされていた「Sunday Night At The London Palladium October 13, 1963」(Shalom/CBM)の再発盤というものでした。このCBM盤は当時結構売れたようで今でもたまに見かけます(スリックが緑色と青色がありました)。
で 中身はA面が63年10月13日にロンドンはパラディウム劇場から生放送されたというTV「サンデイ・ナイト・アット・ザ・ロンドン・パラディウム」より。B面は64年2月29日放送のTV「ビッグ・ナイト・アウト」から。が 全曲口パク、つまり音は正規盤と同じ。
となっていますが、A面はパラディウム劇場への2回目の出演時64年1月12日に収録されたもののようです、番組は「Val Parnell’s Sunday Night at the London Palladium」。
と、そんな内容の一枚ですが、このKing Kong Records盤、盤質もプレスも悪くてそれはそれは...、です。
Side A
A1 Intro
A2 I Want To Hold Your Hand
A3 This Boy
A4 All My Loving
A5 Audience Participation
A6 Money (That's What I Want)
A7 Twist And Shout
A8 Outro/Ending Credits
Sunday Night At The London Palladium - Jan 12, 1964
Side B
B1 Intro
B2 Sketch 1
B3 Sketch 2
B4 All My Loving
B5 I Wanna Be Your Man
B6 Banter
B7 Till There Was You
B8 Please Mr. Postman
B9 I Want To Hold Your Hand (portion)
Big Night Out - Feb 23, 1964
で 特記事項。というか蛇足(笑)
購入した盤は前述の通り既存の正規盤のジャケットにスリックを張り付けたものなのですが、このスリックが貼り付けられている元ジャケットがESP-Diskの「New York Art Quartet & Imamu Amiri Baraka」なのです。と、こんなことで喜ぶのは私くらいのものでしょうが、この「& Imamu Amiri Baraka」がタイトルに入った盤はセカンド以降のプレスですが意外と希少だったりします。
蛇足ついでにニューヨーク・アート・カルテットはラズウェル・ラッド(tb)、ジョン・チカイ(as)、ルイス・ウォーレル(b)、ミルフォード・グレイヴス(ds)がメンバーの60年代半ばに活動していたフリー・ジャズ・グループ。本盤では詩人のリロイ・ジョーンズ(Imamu Amiri Baraka)が詩の朗読で参加しています。
The Beatles - Live At London Palladium, January 12 1964
Beatles at "Big Night Out" (Classic Clips)
が好きです。